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Webサービス提供者にとって言語の壁はなくなるか?クラウド型翻訳サービス【Gengo】にインタビュー。

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中国語使用人口10億人、英語使用人口5億人。物理的な距離を飛び越えるweb上では、使用言語によってマーケット規模がとてつもなく広がる可能性があります。その一方で障壁となるものといえば自国語の「翻訳」です。

インターネット上には数多くの自動翻訳サービスがありますが、そのほとんどはやはりコンピュータが自動処理するためか、人間にとって不自然な文章に翻訳されることが少なくありません。インターネットコムとgooリサーチの調査によると、一般ユーザーが満足した自動翻訳サービスは「どれも満足していない」という回答が最多という結果が出ました。

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(データ出典)http://internetcom.jp/research/20110621/1.html

一方で2008年に登場した【Gengo】は、翻訳者の手によって迅速かつ低価格で翻訳を提供するWebサービスです。短文から長文まで広く対応していて、ユーザーが文章を送ると世界中の翻訳者が即座に対応してくれるクラウド型システムになっています。

現在【Gengo】は37ヶ国語の翻訳に対応しており、厳しいテストに合格したネイティブが翻訳してくれるだけあって、クオリティには定評があり、YouTubeやAirbnbといった大手ウェブサービスの翻訳も手掛けています。


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【Gengo】https://gengo.com/

今回はこの【Gengo】広報担当の梅内望未(うめない のぞみ)氏に現在の翻訳市場の状況、海外での資金調達方法、グローバル企業ならではの取り組みなどについてお話しをお聞きしました。

以下インタビューです。

【Gengo】からみた翻訳業界での大きなニーズ

――まずは現在の【Gengo】の状況について教えていただけますか?

去年の8月にシリーズCを実施いたしました。この資金調達 により、2020年の東京オリンピックに向けた国内と海外での事業強化、営業と開発体制の増強を実施する予定です。
(※編集注:シリーズCの資金調達の総額は約7.8 億円)

――インバウンド需要が高まる中、特にどの分野での翻訳需要を強く感じておられますか?

訪日ビザの緩和や東京オリンピックの開催決定によりインバウンド対策の強化をすべく、様々な業種の日系企業様からお問い合わせをいただくようになりましたが、特に「Eコマース、トラベル、メディア業界」のニーズが上がってまいりました。

海外ベンチャーキャピタル・エンジェル投資家からの資金調達について

――「Intel Capital」を初めとした海外ベンチャーキャピタルからの資金調達を数多く受けられていますが、そのようなグローバルな資金調達はどのように話を進められたのでしょうか?

弊社は登記簿上では米デラウェア州で登録されている企業です。ゆえに、本社機能は日本ですが海外の企業という位置づけになります。弊社の創業者は2人とも外国籍ですので、日本で7年前に起業した際はスタートアップへの理解が少なく、日本での資金調達が困難でした。起業後は知人や家族から資金のサポートをいただき、その後500startupのDave McClure氏から公式な資金調達を初めて受け、McClure氏のすすめからスタートアップ文化が根付いているアメリカに渡り、知り合いの投資家様をご紹介いただきました。

ですので、当初は日本での資金調達が難しかったために海外の投資家様とお話を進めたところ、結果的に海外の投資家さまとのネットワーキングを広めることが可能になりました。

――日本のスタートアップで海外に目を向けている企業も少なくありませんが、グローバルな資金調達をするためにはどのような方法が有効でしょうか?

グローバルな資金調達は特に、自社のサービスに強く共感いただけるエンジェル投資家を見つけ、その方のネットワークを活用することをおすすめします。

――翻訳者と翻訳サービスのユーザーとでは集客面でのアプローチが異なると思いますが、翻訳者側に対してはどのような取り組みをしていますか?

翻訳者の採用、スキル向上、質の改善、FAQなど翻訳者コミュニティをまとめている部署があり、常に速く質のよい翻訳を提供できるような取り組みに注力しています。翻訳者コミュニティの部署では言語ペアのニーズを見極め、口コミや広告を活用して翻訳者の登録を促す施策を立てています。

他の翻訳サービスよりも高い報酬額をお支払いしており、その代わりに合格率5%の翻訳者テストに合格した方のみ、弊社の翻訳者として活動できますので、質の高い翻訳を提供することが可能です。

――ユーザーに対してのアプローチはどうでしょうか?

お客様については、日本とアメリカでのアプローチが異なりますが、日本での新規のお客様の開拓方法はイベントやSEOで【Gengo】の認知度を高めるようにしています。日本のお客様の場合、口コミや紹介で【Gengo】を利用しはじめるお客様も多く見受けられます。

グローバルなチーム作りについて

――【Gengo】の本社はグローバルな職場環境ですが、多国籍チームを潤滑に作るための仕組みや、日本の企業ではなかなか見られないような珍しい社内制度はありますか?

弊社の6割の社員が外国籍ですので、言語・文化・人種・宗教・性別などのバックグラウンドが異なる人たちが働いています。

残業などはせず、18時には帰宅できるような働き方を心がけており、またバックグラウンドが異なる社員がコミュニケーションを取りやすいような場を提供できるよう、例えば毎週金曜日にお酒やおつまみを無料で提供しています。また、社内の公用語が英語なので、日本人の社員には英語のクラス、外国人の社員には日本語のクラスを6か月間無料で提供しています。

採用の際には、本当の意味での「グローバル」を受け入れ、そして違いをリスペクトできる人たちを見極め、採用しています。

――最後に【Gengo】のUI面で意識されたことはありますか?

海外と日本のお客様両方に好まれ、誰もが直感的に使用できるようなホームページにできるように心がけています。

さいごに

日本でも今後インバウンド市場は年々拡大し、海外からさらなる観光客が日本に来ることが見込まれています。本格的な翻訳を提供してくれるサービスとしてシェアを伸ばし続けている【Gengo】が日本人と観光客の言葉の壁を壊してくれることで、インバウンド市場はさらに盛り上がっていくのかもしれません。

起業家にとってWeb上から言語の壁が取り払われたとき、そこにはどんなビジネスチャンスが開けることになるのか考えただけでもワクワクしますね。

人物紹介

梅内 望未(うめない のぞみ)氏

マーケティングコミュニケーション ディレクター
米Whittier College卒業、New York Universityにて修士課程を修了。
卒業後、国内のPR代理店に入社。主にFacebook、Flipboard、Four Seasons Hotels and Resortsなど外資系企業のPRを経験。その後、ソーシャルリクルーティングプラットフォームを提供するウォンテッドリー株式会社のPRを経て、2014年7月より、人力翻訳サービスのGengoRを運営する株式会社Gengoに参画。Gengoでは、マーケティング部でPRとリードジェネレーションを担当し、週末には、日本でローンチを控える海外のIT企業のPRアドバイザーとして活動。

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