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アクセス解析では見えない訪問者の動きを知ろう!代表的ヒートマップツール2選

  • アクセス解析

みなさんは、今注目が高まっているホームページ解析ツール「ヒートマップツール」をご存知でしょうか?ホームページの効果測定というと、まずアクセス解析を思い浮かべる方が多いと思いますが、きちんと解析しようとするとそれだけでは十分とは言えません。アクセス解析ではサイトの全体的な検証は行えても、細かな箇所が見えないからです。

アクセス解析では足りない細部のユーザーの動きをつかみ、、視覚的にわかりやすく示してくれるツールが「ヒートマップツール」。両方を組み合わせて活用すれば、よりコンバージョンの改善につながる効果測定ができるようになります。そこで今回は、代表的な2つのヒートマップツールをご紹介したいと思います。

ページ内の動きがひと目でわかるヒートマップ

ツールは知らなくても、このような画面を見たことがある方は多いのではないでしょうか。これが、ヒートマップの代表的なビジュアルです。

ヒートマップ
画像はUser Insight WEBサイトより。

    ヒートマップツールの多くが、次のようなデータを計測していきます。
  • ページがどこまで「スクロール」されたか。
  • ページ内のどの場所が「クリック」されたか。
  • ページ内のどの場所が「よく見られた」か。

ヒートマップツールはこれらを一目瞭然で見せてくれる、大変優れたツールです。

hea_02  hea_03  hea_04
画像はUSERDIVE WEBサイトより。

画像をご覧いただけば、アクセス解析とヒートマップの用途は違う所にあることがおわかりいただけると思います。アクセス解析ツールがPV(ページビュー)やUU(ユニークユーザー)、流入元や流入キーワード、そして離脱ページやページ間の遷移など「WEBサイト全体」を分析するための定量データを取るのに対し、ヒートマップは「ページ内」のデータを取得していきます。

具体的な活用例を挙げてみましょう。例えばアクセス解析で離脱が多いページを発見したとします。しかし、アクセス解析で追えるのはそこまでです。ユーザーがそのページをどこまで見て、どのようなところに関心を集めていたかまでは見えません。

もし、一番訴求したい位置までスクロールされていないのであれば、そのコンテンツを配置した場所が下すぎると考えられますし、ユーザーがそこをきちんと見ているのにそのページで離脱をしているならば、見出しが弱かったり説明が理解しにくかったりといった問題があるのかもしれません。これら「ページ内の問題点」を発見することができ、さらにそれを分かりやすいビジュアルで見せてくれる……、それがヒートマップのメリットなのです。

老舗のヒートマップツール「User Insight」

さてここからは、そんな便利なヒートマップツールの代表的なものを2つ紹介していきましょう。

User Insight

User Insight

User Insight(ユーザーインサイト))」(株式会社ユーザーローカル提供)は最も有名なヒートマップツールと言って良いでしょう。もともと大学の研究開発ベンチャーとして早い時期にリリースされ、その後インターネット上や雑誌などでも多く紹介されていますので、多くの方が見ているヒートマップのビジュアルはこれかもしれません。

ヒートマップで計測できる基本的な機能はきちんと網羅されていて、しかも比較的安価。アクセス元の性別、年齢層、地域などを、統計情報をもとにセグメントすることも可能になっています。さらには、アクセス解析としての基本的な機能も揃っていますから、アクセス解析+ヒートマップとして導入することもできるという、コストパフォーマンスに優れた点も魅力と言えるでしょう。

もうひとつ業種によっては有効なのが、ドメインなどから取得可能なものについては訪問者の業種や組織名といったデータもレポート化されるという機能です。BtoBのサービス提供企業の場合には、このレポートをもとにした営業戦略などが立てられそうです。

ヒートマップの有効性を広げていく新興ツール

次にご紹介するのは比較的新しいヒートマップツールです。

USERDIVE

USERDIVE

USERDIVE(ユーザーダイブ) 」(株式会社 UNCOVER TRUTH提供)は、同じく基本的な機能を兼ね備えたヒートマップツールです。大きな特徴は、動画によりマウスの動きを見る事ができるという点です。

具体的にどういった場合に役立つかと言うと、例えば入力フォームの分析があります。入力フォームでの離脱が大変多くなっていた場合、CVRを高めるために改善は必須となりますが、ユーザーがどこまで入力し、どの箇所で止めているかが分かる事で、具体的な改善方法が見えてきます。

また郵便番号、住所、電話番号、そして名前といった順に配置しているにも関わらずユーザーの多くが名前から入力を開始しているならば、項目の配置を見直す必要があるかもしれません。流入元などでセグメントをかければより精緻な分析も可能になってくるでしょう。もちろん訪問ユーザーは多いので、それを一つ一つ見ていくと多くの時間を費やしてしまいます。いくつかのサンプルを見ていくことで傾向をつかみ、改善策を練っていきます。

「USERDIVE」がもうひとつ売りにしているのが、基本的にはコンサルティングと一緒に提供しているという点です。高機能で結果が分かりやすいヒートマップと言え、それを実際の改善に十分に活用できている企業はまだまだ少ないものです。ヒートマップの結果から改善に役立つ分析まで行ってくれる事は、大きなメリットとなるでしょう。

今回はヒートマップの概要と2つのツールをご紹介しましたが、良いツールは他にもありますので、検索などでチェックしてみてください。どういった課題を見つけサイト改善に生かしていきたいかをまずはしっかり考え、導入を検討していきましょう。

今回のまとめ

 

  • アクセス解析がサイト単位であるのに対し、ヒートマップはページ単位の分析ができる。
  • ヒートマップツールはページの「スクロール」「クリック」「よく見られた箇所」を分かりやすいビジュアルで見せてくれる。
  • 両方を合わせて使うと、より効果的な分析が行える。

 

今回は代表的なヒートマップツールを2つご紹介しましたが、他にも多くの製品があります。中には無料で利用できるものもありますので、まずはヒートマップツールを体験してみるのもいいかもしれません。よく、ホームページは開設してからが始まりです!などと言われますよね。効果測定をきちんと行って、改善を続けることはとても大切。新しいツールにも、ぜひチャレンジしてみてください。

※この記事でご紹介したツールの機能は随時バージョンアップ、変更になる場合がありますので最新情報はホームページなどでご確認ください。また、ヒートマップの画面はツールの種類により異なります。

<参考サイト>
株式会社ユーザーローカル User Insight
http://ui.userlocal.jp/
株式会社 UNCOVER TRUTH USERDIVE
http://userdive.com/

<関連記事>
閲覧状況を可視化する!使ってみたい個性派ヒートマップツール2選

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