ホームページ制作からSEOやリスティング広告などWEBマーケティング全て対応

インバウンドサイトを作るときに知っておきたいこと

戦略的WEBサイト制作が得意なエムハンドとは!?
  • 何をしている会社?
  • 何を作っているの?

「トップダウンで経営課題解決の一つの手段としてデータを活用することが望ましい」戦略コンサル【ギックス】の田中耕比古氏にインタビュー。

  • その他

大手の戦略コンサルティングファームが業界で大きな影響力をもつ一方、近年は戦略コンサルティングを行うスタートアップも出てきています。その中の一つが【ギックス】です。数々のコンサルティングファームを渡り歩いてきた経験豊富なメンバーのみで設立された【ギックス】はスタートアップの強みを生かしながらますます事業を展開しています。

今回は、オウンドメディアwww.gixo.jp および www.graffe.jp )や外部メディアを通したプロモーション戦略、世間のデータ活用の現状と展望について、【ギックス】の取締役CMSO(Chief Marketing&Strategy Officer)の田中耕比古氏にお話を伺いました。

以下インタビューです。

戦略コンサルティングファーム【ギックス】とは?

gixsyanai

──競合他社に対しての貴社のサービスの強みをご説明ください。

弊社の主たるビジネスドメインは、戦略コンサルティングです。

弊社の強みは「戦略コンサルティングをアナリティクスの活用によって、効率化する」というところにあります。

一般的に、戦略コンサルティングファームは、高IQ人材を大量に雇用して人海戦術型で問題解決にあたります。これは、戦略コンサルティングファームの人材育成という意味では素晴らしい仕組みですが、クライアントにとっては、ジュニアレベルのスタッフの低効率な作業に対しても高い費用を支払わないといけないというデメリットを意味します。

一方、昨今、隆盛なデータ活用企業や分析支援企業においては、残念ながら、分析することそのものが目的化してしまっているケースが散見されます。

弊社は、外資系戦略ファームでの戦略コンサルティング経験を持つメンバーが、日本IBMのデータ活用チームに移籍した後に、そこからスピンアウトして立ち上げた会社です。戦略立案という目的のために、データ・アナリティクスをどのように用いるべきかに関して、豊富な経験とノウハウが蓄積されている点が、多くのお客様に評価していただいているポイントであると考えております。

──オウンドメディアの運営にご注力されていますが、オウンドメディアを始められたきっかけや、貴社においてのオウンドメディアのKPIについてお聞かせください。

もともと、自社のノウハウを積極的に発信する、ということには興味がありました。「高付加価値サービス」を提供するにもかかわらず、知名度・ブランド力が無いスタートアップが、世の中に提供可能なものは、自社のノウハウだと考えていたからです。

そもそも、静的な情報発信というものはウェブサイトが「ホームページ」と呼ばれていた時代の遺物だと考えています。発信情報は、動的に変化すべきですし、常に更新されていくことに意味があります。その一方で、過去のコンテンツが即座に意味を失うかと言うと、そんなことはありません。アーカイブすべきものは、閲覧可能な状態で蓄積していくべきです。

新たに発信すべきもの、上書きして更新すべきもの、アーカイブしておくべきもの、削除すべきもの、を明確に切り分けながら世の中に発信する情報の取捨選択を行っていくことが望ましいと考えています。

なお、KPIという意味では純粋にPVしか追いかけていません。弊社の提供するサービスの性質上、web上で完結して何かが販売できるというものでもありませんし、「存在を知ってもらう」 「面白い会社が存在しているな、と感じてもらう」ということにつながれば、運営の目的を十分に果たしていると考えています。

オウンドメディアの立ち上げ当初から、意識しているのは、自社ノウハウを発信するという目的に照らし合わせると、記事作成を外注するという選択肢がない、ということです。この基本方針は、投下工数がかさんでしまうのですが、変えることはないでしょう。RoI(※編集註:投資回収率)が合わないのは、最初から覚悟の上でしたので、短期的にPVが増えなかったり、問い合わせ数が増えなかったりしても、特に気にしません。

良質なコンテンツを提供し続けていれば、いつか必ず、必要な方のところまでお届けできるだろうと思っています。

──貴社の顧客獲得やプロモーション戦略について具体的にどのような試みをされているか聞かせください。

オウンドメディアでの情報発信に加えて、各種メディアに取り上げていただく機会を設けるように取り組んでいます。弊社が外部メディア(ITpro等)に連載を持ったり、役員が知見を元に出版(「会社を強くするビッグデータ活用入門(日本能率協会)」 「数字力×EXCELで最強のビジネスマンになる本(翔泳社)」)したりすることに加えて、クライアント企業様のご協力を得て、事例紹介というかたちで弊社の取り組みを取り上げていただく機会も増えております。

それらの甲斐あって、昨今はオウンドメディア経由のお問い合わせを頂戴することも増えてきました。オウンドメディア単体でリード獲得をするというのは、弊社のような戦略コンサルティングビジネスにおいては難しい部分も多いのですが、外部メディアとの組み合わせは、良い相乗効果を生んでいると考えています。

【ギックス】が考えるこれからの「データ活用」とは?

──近年、貴社サービス(コンサルティング、戦略立案等)への需要が増えている業界はございますか?

データを蓄積しているが、分析・活用に出遅れている、と感じていらっしゃる企業様からのお問い合わせが多いように思います。特に、データ量が大きく、通常のアプローチでは大規模投資が必要になってしまうような企業様は、どのように解決すれば良いかの糸口さえも見つからず、お困りなのではないかと感じています。

弊社が得意な業界は、小売、飲食、クレジットカード、ソーシャルゲームなどの、多くのお客様・ユーザーが、何度も来店・利用されるサービスをご提供されている企業様です。彼らの保有する膨大なトランザクションデータから、「本来、自社サービスを利用して欲しいお客様に、ご利用いただいているのか」あるいは「従来のターゲット層は、本当に狙うべきお客様だったのか」などの観点で分析を行うと、思いがけない発見があって、驚かれることも多いです。

膨大なデータはあるが、上手に使えていない、という問題認識をお持ちのお客様が、まずはビジネスの現状把握という位置づけで弊社サービスをご利用いただき、その後、より詳細な分析もご一緒させていただく、という流れが多いですね。

──2012年に会社を設立されてから、分析プラットフォーム「graffeエンジン」の提供や戦略子会社「grip」の設立など、積極的な事業展開を行っておられます。また先日大規模な資金調達を実施されていますが、次のステージに向けて強化していきたい部署・部門はどこでしょう?

アナリティクスを活用して、戦略コンサルティングを効率化することが弊社の最大の競争優位のポイントですので、調達資金は「アナリティクスの高度化・効率化」の領域に投下していくことになります。

資金調達以前から分析にまつわる特許を複数取得していましたが、今後は、機械学習やAIといった最新の技術領域も含めて「戦略コンサルティングを効率化する」ための研究開発に注力していく予定です。

──戦略コンサルティングとアナリティクスのプロフェッショナルである貴社のお立場から見て、マーケティング面で多くの企業が直面している課題とその解決面でなにかヒントなどいただけますでしょうか?

「データは溜まっているが、何に使えるのか・どうやったら使えるのかわからない」「やりたいことはあるが、今の仕組みではできない」というような、データにまつわるご相談が多いです。しかし、本来的には「こういう経営課題を解決したいが、どのデータを、どう使えばよいか」というトップダウンの視点で考える必要があると我々は考えています。

分析は、手段です。分析結果(アウトプット)は、それだけでは何の意味も持ちません。分析結果を解釈し、実際のビジネスと結びつけて考えることで、ビジネス上の成果(アウトカム)を得る必要があります。そのためには、ボトムアップでデータ活用を考えるのではなく、トップダウンで「経営課題解決」の一つの手段としてデータ活用を検討していくことが望ましいでしょう。

分析のための分析や、ツール導入ありきの分析ではなく、経営課題・戦略課題の解決のためにデータを用いるのだという意識をお持ちいただけると、投資金額を押さえつつ、より大きな効果を得られるのではないかと思います。

最後に

幅広いコンサルティングを経験した後、【ギックス】の立ち上げと運営に参加している田中氏へのインタビューでした。

いま、まさにトレンドとなりつつある機械学習や人工知能の導入など、意欲的にサービスを洗練させようとする姿勢がとても印象的でした。

現在、各社が持つデータは貴重な資源となっており、それを活用することは当たり前の時代へとなりつつあります。しかし、田中氏が言及しているようにデータ分析自体が目的化してしまい、その先の解釈や適用の段階まで進められていないケースも少なくないようです。データをいまひとつ活用しきれていないと感じるようであれば、改めて、自社がどの段階までデータを活用できているのか、というのを確認してみることが必要なのかもしれませんね。

【人物紹介】
田中耕比古(株式会社ギックス 取締役CMSO)
2000年、関西学院大学総合政策学部卒業。商社系SI企業にてRFIDのCRM活用検討など、最新テクノロジーのビジネス活用に従事。2004年、アクセンチュア株式会社戦略グループに転職し、通信業、製造業、流通・小売業などの多様な業界の事業戦略立案からSCM改革、業務改革に至るまで、幅広い領域での戦略コンサルティングプロジェクトに参画。その後、日本IBM株式会社においてビッグデータのビジネス活用を推進。2012年、株式会社ギックスを設立し、クライアント企業の経営改革を推進している。

seleQt

この記事に関連する記事

カテゴリー

アクセスランキング

月間

  1. 1

    いまさら聞けない!フリック、スワイプ…スマホ操作の基本用語まとめ

  2. 2

    今どきの幼稚園・保育園ホームページ研究。32サイトに見る傾向と課題とは?

  3. 3

    【保存版】アツイ視線が集まる激戦区!女性向けWEBメディア50選

  4. 4

    【WEBデザイン10選】シンプルでわかりやすい「1カラム」サイトまとめ

  5. 5

    【WEBデザイン10選】これぞ進化系!今どきのレスポンシブWEBデザインサイトまとめ

  6. 6

    今“ジモト”がアツイ!情報発信力バツグンなローカルWEBメディアまとめ

  7. 7

    わずか60秒でカンタン制作?!無料アンケートフォーム作成サービス、おすすめベスト5!

  8. 8

    【WEBデザイン10選】雑誌風デザインを上手く取り入れたWEBサイトまとめ

  9. 9

    【WEBデザイン10選】背景に動画を大胆に使った日本のサイトまとめ

  10. 10

    歯科クリニックのホームページを徹底調査!24サイトに見る集患力のポイントとは?

総合

  1. 1

    いまさら聞けない!フリック、スワイプ…スマホ操作の基本用語まとめ

  2. 2

    【保存版】アツイ視線が集まる激戦区!女性向けWEBメディア50選

  3. 3

    【WEBデザイン10選】これぞ進化系!今どきのレスポンシブWEBデザインサイトまとめ

  4. 4

    今どきの幼稚園・保育園ホームページ研究。32サイトに見る傾向と課題とは?

  5. 5

    【WEBデザイン10選】シンプルでわかりやすい「1カラム」サイトまとめ

  6. 6

    初めてでもできる!iPhone動画編集アプリ【厳選4つ】

  7. 7

    【WEBデザイン10選】コンバージョンUPにも!パララックスを効果的に使ったLPまとめ

  8. 8

    【事例に学ぶ】話題の新興SNS、Instagramを集客に使うコツ

  9. 9

    【WEBデザイン10選】雑誌風デザインを上手く取り入れたWEBサイトまとめ

  10. 10

    【WEBデザイン10選】背景に動画を大胆に使った日本のサイトまとめ

エムハンドブログ編集部

  • 編集長みつむね

    得意分野はWEBマーケティング/コンテンツ編集。「インバウンドブログ」立ち上げから編集に参加。

  • 伊藤 高啓

    SNS運営からWEB広告/マーケティング業界を経て、鳴り物入りでエムハンドブログ編集長に就任。

  • 新棚幹太

    雑誌出版社を経てフリー編集者に。東京生まれ、京都暮らし4年目のオールラウンドライター。

  • 島田

    某グルメ雑誌の編集長を経て、業界違いのWEBへ転身。独自の視点で個性的な記事を手がける。

  • ヨネクラ

    WEBメディアの立ち上げに参加したくエムハンドライティングチームに参加。早稲田大学出身。

  • キクチ

    京都大学卒業後、京都大学院工学研究科に進学。研究を続けながらライター業に従事。

  • 池田仮名

    週末Webプランナー。情報システムの発展によって変化していく人の心や共同体のありかたに興味。

最新記事

  • M-HAND 士業
  • M-HAND 歯科
  • Logonic
  • M-HAND TechnicalBlog

PDFで出力できる!無料自動お見積り

選択するだけで簡単にお見積り可能です。

さらに詳しく話を聞いてみたい方はこちらよりご連絡ください:0120-931-572

ご相談・お問い合わせ

簡単なお見積りが発行できます

ワンクリックに命がけのホームページ制作会社M-HAND