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インスタグラム ストーリーの企業にオイシイ3つの新機能と活用事例 

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送信したチャットが指定した時間で消滅する機能が特徴の「スナップチャット(Snapchat)」は、日本ではまだそれほど大きな存在になっていませんが、発祥元のアメリカではティーンエイジャーの圧倒的な支持を得て、これまでのどんなSNSよりも早くユーザーを獲得し、リリースからわずか4年でついにインスタグラム(Instagram)の使用時間を超えたと言われています。この勢いに対抗すべく、2016年の8月に新機能「ストーリー(Stories)」をリリースしたインスタグラムですが、11月10日にはさらに、ストーリーに新たな3つの機能を追加すると発表しました。

  • ループ再生する1秒動画「ブーメラン(Boomerang)」機能をストーリー内で使える
  • ストーリー内に「@ユーザー名」で友達のタグがつけられる
  • ストーリー内にURLを挿入できる(リリース当初は一部のユーザーのみ)

以上の3つです。
この新機能により、企業のプロモーションへの活用が本格的に可能になると言われています。それぞれの機能の特徴と企業の活用事例を見ていきましょう。

新たな3機能は企業のプロモーションにこんなに使える

●ブーメラン(Boomerang)

ブーメランは1秒間の無音声の動画を繰り返し再生するアプリで、これまでは単独で使用され、様々な面白動画作品が、インスタグラムを始め様々なSNSに投稿されてきました。その人気アプリが、これまではわざわざインスタグラムから離れてアプリを立ち上げる必要があったのを、インスタグラムストーリーの投稿画面から直接操作できるようになったのが今回のアップデートのポイントです。
個人の面白動画投稿と違って、企業が活用するには1秒という短さ、そして24時間で消えてしまうという性質を生かしたプロモーションとなると少し頭をひねらねばならないでしょう。
それでも、SNSの新しい機能をうまく使いこなせば、これまでの流れからして大きな話題になる可能性は十分です。例えば、6秒動画バイン(Vine)を使った様々な作品では、MORINAGAの「おかしな6秒動画」など、企業の優れたプロモーション動画が随分話題になりました。「1秒」という特性を生かした作品作りができれば、同じ効果を得ることが期待できます。

ブーメランによる1秒動画をいくつか見てみましょう。

 

 

ファッションアイテムや「素早く開く」「すぐに使える」などがウリの商品のプロモーションになら、十分使えそうですね。また、イベントや展示会の会場のライブ動画をちら見せするのにも有効かもしれません。

●友達のタグ付け

ストーリーの投稿画像や動画の中に文字や絵が書き込めるのと同様に、@に続けて友達のインスタグラムのユーザー名を入力すると、ユーザー名に下線が表示され、タグ付けが完了したことがわかります。ビューワーがタグをタップするとタグ付けされた友達のプロフィールが表示されます。もちろん、タグ付けされた友達にはその旨が通知されます。

友達タグを企業が活用する機会としては、人材そのものが「商品」である、製作プロダクションや芸能人やアーティストの事務所が、その人の作品や出演動画に本人のプロフィールを添付するのはまずスタンダードな使い方でしょう。
そのほかにも、有名人の“本人とはわからない写真”や“謎のモデルを起用したCM”などで話題づくりをし、ストーリー上で期間限定で種明かしをするといった仕掛けもできそうです。

tagu

●URLの挿入

そして、今回のバージョンアップの目玉がこちら。これまでインスタグラム内では純粋な広告を除いてはできなかった外部サイトへの誘導が自由にできるようになったのは企業にとっては大きなメリットです。なんといっても、本家のスナップチャットでは、いまのところURLを貼り込める機能がないからです。
画像や動画の撮影後に「リンクを追加する」ボタンを押してURLを張り込めば、画面の一番下に「もっと見る」という文字が表示され、ビューワーがタップするとURLへ飛ぶ仕組みになっています。
ユーザーは事前にどこに飛ぶのかが確認できないため、不当なリンクが追加されないよう、インスタグラム側で規制をしています。また、今回のリリースでは、URLの挿入が使えるのはインスタグラム側に許可された一部のユーザーだけで、時期は定かではありませんが、今後すべてのユーザーに拡大していくことが予想されます。

storie

 

企業の活用例。先陣は米ファッション誌とトップブランド

やはり、最初に取り組みを始めているのは海外のファッション誌やファッションブランドで、もはや、「世界に向けたて最速でニュースを、届けたい形で届けられるメディア」として縦横無尽に使いこなしているパターンさえあります。
実例を見てみましょう。

【W Magazine】

https://www.instagram.com/wmag/?hl=ja

 

wmaga1

アメリカのファッション誌「W Magazine(Wマガジン)」の12月の特集はスーパーモデルのナオミ・キャンベルについてです。2016年11月29日の14:00頃に見たW Magazineのストーリーでは、特集のショットからいくつかがピックアップされて掲載されており、その写真の上に「スワイプアップして、@ナオミ・キャンベルの12月の特集ショットを見てみて!」と案内があります。
「もっと見る」をスワイプすると特集記事の紹介ページに飛びます。そして@iamnaomicampbell’s をタップすると、ナオミ・キャンベルのインスタグラムページに飛びます。
どちらに転んでも、ナオミのダイナミックかつ圧倒的に美しいショットを目にしていると、「もっと見たい!」「雑誌を見てみたい!」「買わなくては!」というプロモーションになんなくはまってしまいそうです。

【InStyle】

https://www.instagram.com/instylemagazine/

instyle1

同じく、2016年11月29日の14:00頃に見たアメリカのファッション誌「InStyle(インスタイル)」のストーリーは、旬な映画の主役をキャッチアップしたよ!という内容。
10月に劇場公開され、今年の1館あたりの平均興行収入額ナンバーワンを記録した話題の黒人映画『Moonlight(ムーンライト)』で主役の青年期を演じた俳優アシュトン・サンダースのミニインタビュー動画です。予定されたものではなく、“そのへんの会議室で撮りました”といった風情のラフな画像で、1分少しというわずかな時間ですが、映画の見所や、お気に入りのモデルやデザイナーは?といったカジュアルな質問に、少しはにかんだようなキュートな表情を見せながら応える様子はファンならずとも非常に魅かれるものがあります。
そして@ashtonsanders! で彼のインスタグラムページへ飛べば、インタビューの動画で見せる素の表情とは違う、俳優としてのかっこよさが満載。これはクラッときます。
しかも、これって、24時間経ったら消されてしまうの!?と思ったら、なぜか得した気分になるから不思議です(笑)。「こんなお宝動画が見れるんだったら、チェックしとかないとね!」と思わせるに十分なストーリーの活用方法です。

【burberry】

https://www.instagram.com/burberry/

burb1

同じく、2016年11月29日の14:00頃、バーバリーのインスタグラムのストリーでは、北京SKPにオープンしたニューショップのオープニングセレモニーの様子をピックアップしていました。
最初に飛行機から撮ったであろう北京の街並みの写真に「BURBERRY IN BEIJING」のタイトル。続いて、レセプションに来た人々で埋まるショップを撮影した1秒のブーメラン動画。さらに、2016年に華人タレントとしては初めてバーバリーのイメージモデルに選ばれた韓流グループEXO出身の歌手・俳優のクリス(呉亦凡/ウー・イーファン)がショップについて語る動画が流れます。こちらの動画もラフな印象で、ランウェイを歩くクリスよりも、断然近い距離感がファンにはたまらない映像となっています。
そして切り替わって現れた写真はクリスのドアップ!!モデルショット。う、やばい、カッコよすぎ!!となり、「もっと見る」をスワイプすれば、「クリス・ウー・エディット」と題されセレクトされたファッションアイテムのショッピングページへと飛びます。もちろん、一つ一つのアイテムをタップするとその商品が買物できる仕掛けです。

まとめ

こうしてみると、インスタグラム・ストーリーは人のユーザエクスペリエンスをうまく盛り上げる機能に満ちた「プロモーションのためのメディアツール」であることがよくわかります。このあたりはフェイスブック社の面目躍如といったところでしょう。

今回紹介したインスタグラムストーリーの新機能の使い方はどちらかというと「王道」といった部類に入ると思われます。
今後、日本でもポピュラーになっていく頃には、新しいアイデアや斬新な組み合わせのプロモーション事例がたくさん生まれていることでしょう。

クオリティの高いビジュアルでブランドの魅力を積み上げ、構築していくことができるインスタグラム本体に、ラフさや身近さの演出から生まれる新たな魅力を付加し、プロモーションへとダイレクトに導けるストーリーというメディアツールが加わった意味は非常に深いものがあります。

「希少性」「限定感」「ギャップ萌え」……。
人の心を掴んで誘導するための魅力をどう創出するか。予算をかけずにできるチャレンジに、プロモーターの腕はなりまくることでしょう。先の展開が非常に楽しみです。

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