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2014年を総まとめ!WEBマーケティングトレンド・ベスト10【前編】

  • マーケティング

2014年のWEBマーケティングには、多くのトレンドが生まれました。メルマガ、SEO、SEM、アフィリエイト、そしてソーシャルマーケティングといった従来の変遷の仕方がアナログに感じられてしまうほど、それは多種多様だったように思います。

もしかしたら、うっかりしていると時代に取り残されてしまいそうな不安に陥ってしまったり、何をやればいいのか解らなくなったり……、という方も多かったかもしれません。そこで年末の締め括りの意味も含めて今年のトレンドを振り返り、ベスト10としてカウントダウン式にまとめてみたいと思います。WEB活用に熱心な中小企業のみなさまに役立つもの、来年に向けて押さえておいて欲しいと思うもの、という視点からピックアップしました。それではさっそく、10位から始めます!

10位.オムニチャネル

インターネット上でも実店舗でも、その差を意識することなく買物ができるような世界をめざすオムニチャネル。WEBに携わる方にとっては、すでによく知られた言葉だと思います。WEBサイトと実店舗、さらにはソーシャルメディアやリアルイベント、紙媒体なども含め、チャネルの区分なくあらゆる顧客接点から商品やサービスを提供できるようにする取り組みが、今年大きく進展。NTTデータ経営研究所よりリリースされた「企業におけるオム二データ・オム二チャネル戦略に関する動向調査」によると、約4割以上の企業が、オムニチャネルを積極的に推進しているという結果も報告されています。また、オムニチャネルに関わるキーワードとして、O2O(Online to Offline)も注目を集めました。

「順位が低すぎるのではないか」という声も聞こえて来そうですが、「今年の注目キーワードに浮上するのでは?」という、2014年初頭のトレンド予測ほどには盛り上がらなかったという意味合いで10位にしました。しかし、ネットとリアル、またデバイスやメディアといった垣根を越えてのオムニチャネルへの取り組みは、来年以降も確実に広まっていくと思われ、それに合わせてWEBマーケティングも様々に変化して行くでしょう。

9位.グロースハック

企業活動、とりわけ中小企業にとって重要なトレンドとして「グロースハック(Growth Hack)」を選びました。日本語化するなら、成長(Growth)のしくみづくり(Hack)、とでもいうところでしょうか。豊富な予算がなくても、データ分析や仮説構築、実行、検証のプロセスを通して、製品やサービスを飛躍的に成長させていく手法のことを言い、これを行う人は「グロースハッカー(Growth Hacker)」と呼ばれます。シリコンバレーで注目を集め、TwitterやFacebookなどのベンチャー企業も、グロースハックへの注力によって驚異的な成長を実現したと言われています。

グロースハッカーは、CMO(マーケティング責任者)ほど高いポジションでなく、アナリストよりも実務者に近い存在。日々成長を追う中小企業にとってこそ、最も必要とされる役割だと言えるのではないでしょうか。

広告予算を豊富に使ったマーケティング活動であれば、多くの人が行うことが可能です。しかし、限られた予算の中で、データ分析や行動予測から仮説を組み立て、実行し、きちんと検証を行って、PDCAのプロセスを素早く回すことで企業活動を成長させていくには、相応の能力とスキルが必要です。日本でも、グロースハックのセミナーが開催されるようになっており、WEB集客で成果を出していくためにも、今後、そのような人材が必要とされ、注目されるようになるでしょう。

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8位.アドテクノロジーの進歩

アドテクノロジーとは、その名の通り、ネット広告に関するテクノロジーの総称で、「メディア」「広告配信技術」「効果測定技術」などにかかわるシステムのことを言います。2014年は前年比141.1%と、例年以上に高水準の伸びが予測された分野です(株式会社サイバーエージェント調査による)。

見ただけでウンザリとしてしまうかもしれませんが、下図はその名も「カオスマップ」と呼ばれるもので、アドテクノロジーの実態をまとめたものです。本家はアメリカですが、ここでは株式会社イーグルアイの近藤洋司氏による日本版を事例として掲載させて頂きました。

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アドテクノロジーは、そもそもはメディア売買の手間を簡略化させるとともに、広告効果を高め、メディア側、広告主、代理店などそれぞれにメリットをもたらすためのものでした。しかし、あまりにも複雑化し、WEBマーケティングに携わる人々をパニックに陥れている状況もあります。それをよく表しているのがこのカオスマップです。

このようなマップ自体、どんどんアップデートされていくものでもあり、細かく覚えることはとてもできないと思います。しかし、自社での導入を検討したり外注先と話したりする時のために、このような実態があることを認識するとともに、主要な言葉の意味は押さえておきたいものです。

7位.サイトのメディア化

「オウンドメディア」という言葉に代表されるように、最近はサイトという表現をせずに「メディア」と呼ぶ場合が多くなっています。オリジナルコンテンツを作って情報を発信するという流れは、今年ひとつのトレンドになりました。SEOに有利だから、として紹介される場合もありますが、本来的には、ユーザーにとって有益な情報を提供する、というコンテンツマーケティングのひとつの流れだと言えます。

サイトのメディア化に関連して、今年特に目立ったキーワードに「キュレーション」がありました。ネット上に溢れる膨大な情報をテーマに基づいてまとめてくれるメディアとして、複数のキュレーションメディア(サイト)やアプリが立ち上がり、アクセスを集めています。

現在キュレーションメディアとして注目されているのは、それに特化したサービスサイトやポータルサイト、ニュースアプリといったところですが、企業の自社メディアでこうしたコンテンツを展開していくという方法も有効な戦略かもしれません。形態は様々ですが、ユーザーにとって役に立つ情報を提供するメディアは、多くのファンを獲得し、シェアされています。2015年、サイトのメディア化はより一般化して行くと思われます。

6位.ネイティブ広告

バナー広告など一見して広告だとわかる形態ではなく、コンテンツやサービスにうまくなじむように見た目を合わせ、ユーザーが自然な形で認識できるようにした新しいタイプの広告がネイティブ広告です。メディアサイトやアプリ、SNSなどが提供する広告枠に合わせて編集され、掲載されます。もちろん、従来の広告と同じようにコンバージョンも重要ではありますが、ネイティブ広告ではソーシャルメディアでのシェア数や閲覧時間といったエンゲージメントを評価軸に加えることが大切だとされています。

まだアメリカでの成功例が増えてきているという段階のネイティブ広告ですが、日本でも徐々に認知は広まってきています。7位で取り上げたキュレーションメディアも、その多くがネイティブ広告ビジネスでの収益化を狙ったもの。現状ではまだ、メディア側の思惑が先行という感じがありますが、来年は大きく伸びる分野になる可能性があります。なお、ネイティブ広告については、「5分でわかる!ざっくり知りたいあなたのための、ネイティブ広告の基礎知識」も参考にしてください。

以上、6位まで発表したところでひと区切り。残りは、引き続き後編でご覧ください

<参考サイト>
「企業におけるオム二データ・オム二チャネル戦略に関する動向調査」に関するリリース(株式会社NTTデータ経営研究所)
http://www.keieiken.co.jp/aboutus/newsrelease/140904/supplementing01.html
「国内アドテクノロジー広告の市場動向調査」に関するリリース(株式会社サイバーエージェント)

https://www.cyberagent.co.jp/news/press/detail/id=9235
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