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2014年を総まとめ! WEBマーケティングトレンド・ベスト10【後編】

  • マーケティング

昨日の「2014年を総まとめ! WEBマーケティングトレンド・ベスト10【前編】」では、カウントダウン方式で今年のトレンド6位までを発表しました。まだご覧になっていない方は、ぜひチェックしてみてください。

さて、今日は、いよいよベスト5の発表です。様々なWEBマーケティング手法が勢いを持ってきた2014年の上位には、みなさんもよく耳にしたものがたくさん出て来ると思います。2015年がビジネスのさらなる飛躍の年となるよう、今年の上位レンドを振り返りながら、WEBマーケティングが向っている大きな流れをしっかり押さえていきましょう!

5位.リターゲティング広告

自分のサイトを訪れたユーザーに対して、他サイトの広告枠に再訪を促す広告を掲載する広告サービスがリターケティング広告。Yahoo!プロモーション広告やGoogle AdWordsの管理画面からリスティング広告と一緒に登録や操作ができるため、今年、中小規模のWEBサイトでも導入されるケースが多くなりました。Yahoo!のニュースページに自社の広告が安価で掲載できる、ということも人気の理由になっているようです。なお、Googleでは「リマーケティング」という名前で提供されており、略して「リマケ」「リタゲ」などと呼ばれることもあります。

ユーザーは初回の接触だけでは購入や申込みなどのアクションを起こさない、というデータもあり、リターケティングによる効果は裏付けられています。サイト訪問者をひとくくりにして広告出稿するのではなく、よりきめ細かなターゲティングを行うなど、配信の最適化に特化したサービスも提供されるようになっており、今後はより高度化して行くのではないかと思われます。

4位.クロスデバイス解析

例えばスマートフォンとパソコンなど、「デバイスは違っても閲覧しているユーザーは同じ」というケースは多いものです。従来のアクセス解析では、これらを別々のものとして集計していましたが、今年になって「ユーザー単位」で解析する手法、クロスデバイス解析が注目を高めるようになっています。

当然ながら、これまでの集計では3,000だったUU(ユニークユーザー)が、クロスデバイスで見ると2,000になるなどということもあり得ますが、クロスデバイス解析で重要なのは、このような数字の集計だけではありません。「帰り道でスマホを見て商品をチェックしていたユーザーが、家に帰ってパソコンからその商品を購入した」などという行動が可視化できるようになり、マーケティング活動に一層役立つ分析が行えるようになるのです。

グラフィックツールやWEBサイトの制作ツールで知られるAdobeは、近年マーケティングテクノロジーの提供に力を入れており、アクセス解析ツールAdobe analytics(旧Site Catalyst)の導入も増えています。そのAdobeが大きな方針として打ち出しているテーマの一つがこのクロスデバイス解析。この流れは、今後、他のツールにも広がっていくと思われます。

3位.インバウンドマーケティング

従来のように広告などで呼び込むスタイルではなく、ユーザーに役立つ情報(コンテンツ)を提供して、見込み客の方からそれを探してサイトを訪れてくれるようにする。そして、商品やサービス、企業を知ってもらい、さらに購入や申込み、問い合わせを行ってもらうようにするというマーケティングの考え方(プロセス)が急速に広まってきています。それがインバウンドマーケティングです。

この背景には、ユーザーに広告が効かなくなってきて、従来型の販促で売上を伸ばしていくのが難しくなってきたことがあります。さらには、検索やSNS経由で、ユーザーが自発的に情報を探し出すという行動が一般化したことも追い風になっています。今年は、多くの業種や業界にこのスタイルが広まってきた一年でした。インバウンドマーケティングについては、「いま、インバウンドマーケティングが熱い注目を浴びる理由」も参考にしてください。

2位.動画マーケティング

今年は動画を使ったコンテンツや広告が急激に伸び、定着した一年でした。「文字と画像だけでは伝えられない情報を提供できる」「CVR(コンバージョンレート)が飛躍的に高まる」「印象に残る」といった点が、特に動画が支持された理由です。

6、7年前にも動画が伸びると言われた時期がありましたが、上手くいきませんでした。それが最近になって大きく伸びているのは、Youtubeを利用することでコストを抑えて運用できるようになったことが大きいと思われます。凝った動画でなくても、自社の商品やサービスをわかりやすく伝えたり、面白いアイデアを詰め込んだ動画でシェアを獲得したり、といったかたちで多くの成功事例が出ています。

また、「たった6秒だから出来る!話題の「Vine」で簡単動画プロモーション!」でご紹介したVineの他、InstagramやLINE SnapMovieなどショートムービーを気軽に作成、公開できるサービスの利用が拡大。企業のプロモーションでも活用されるようになりました。このような流れは来年にも続き、ますます動画マーケティングが注目されそうです。

1位.コンテンツマーケティング

今年最も注目を集めたWEBマーケティングとして、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供する「コンテンツマーケティング」を選びました。動画マーケティング、インバウンドマーケティング、そしてこのコンテンツマーケティングは、お互いに相関する部分もあり、その区分けや順位付けは難しいところですが、コンテンツとして動画を含み、さらにはインバウンドマーケティングよりも広く浸透した言葉として、コンテンツマーケティングを1位に選びました。

コンテンツマーケティング自体はかなり以前からある概念です。しかし、コンテンツによる集客力の強化やエンゲージメントの深化などといった本来の目的以外に、今年、SEOのためにもコンテンツが重要だということが強く認識されるようになり、コンテンツマーケティングという言葉がよく使われるようになりました。2015年も引き続き、WEBマーケティング戦略の中心になって行くと思われます。

まとめ・WEBマーケティングの大きな流れはユーザー重視へ

2日にわたってお届けした2014年のWEBマーケティングトレンド総まとめ、いかがでしたでしょうか?ベスト10を見て行くと、検索エンジン対策や広告効果の向上などといった手法的なものから、「ユーザーを重視すること」へと流れは大きくシフトしていることが感じられます。

コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングといった考え方はもちろん、目に見えてわかる技術をとってみても、「リターゲティング」も「クロスデバイス解析」も、ユーザーそのものの行動に着目するものです。テクノロジーが大きく進化を見せた中で始まる2015年は、ユーザーをより重視したWEBマーケティング戦略を展開する商品やサービス、企業が成果を上げていくことでしょう。

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当インバウンドブログの年内の更新は本日が最後になります。ご覧いただき、ありがとうございました。新年は、1月6日から更新を開始いたします。よりみなさまのお役に立てる情報をご提供していきたいと思っておりますので、どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

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