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インバウンドサイトを作るときに知っておきたいこと

社長が社内勉強会のために選んだ課題図書ベスト10冊

  • エムハンド

当社では、「学ぶ」ということをとても大切にしています。毎月行われるポジションごとの会議では、会社から課題図書が支給され、参加者はあらかじめそれを読み込んで会議に臨みます。参考になったところや意見・感想などを、みんなでディスカッションすることで、ひとりで読むのとはまた違った気づきがあり、とてもいい学びの場になっています。

これらの課題図書は、クライアントの皆さんの社内勉強会や、WEB担当者の知識アップのためのテキストとしてもお役に立つのではないかと思います。そこで今回は、当社が最近使った課題図書の中から、スタッフの評価が高かったデザイナー編、ディレクター編各5冊、合わせて10冊の本をご紹介します。

デザイナー編・「ためになった」という声が多かった課題図書5冊

デザイナーなら手を動かすべきでは?という方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、それも重要です。しかし、手をひたすら動かしているだけでは、デザインの意図や深く考えたプロセスをきちんと説明することはできません。当社では、言葉としてのインプットがないと、アウトプットはないと考えています。漠然としたイメージ、経験上なんとなく見えている正解など、言葉ではうまく表現しにくいことも、本を読んで言葉のインプットをすることにより、アウトプットできるようになってくると思っています。

「センスは知識からはじまる」水野 学

01

“くまモン”のデザイナー、水野学さん著書の本です。この本は読んだスタッフの多くが「価値観が変わった!」と大絶賛している一冊。生まれつきのものだと思われがちな「センス」が、決して持って生まれたものではなく、タイトル通り知識や経験で習得できるものだということが、実例も交えてわかりやすく説明されています。

この本を読むと「私はセンスがないので…」などと恥ずかしくて言えなくなる一冊です。 とても読みやすく、デザインが本業ではない人が読んでも、いろいろな気付きが得られるかと思います。

印象的なセンテンス

センスのよさとはミステリアスなものではないし、特別な人だけに備わった才能でもありません。方法を知って、やるべきことをやり、必要な時間をかければ、誰にでも手に入るものです。僕もあなたもセンスは等しく持っており、違いはそれをどう育てるか、どう使っているか、どう磨いているかだとお伝えしたいと思います(本より抜粋)。

「アウトプットのスイッチ」水野 学

02

こちらも同じく水野学さんの本です。水野さんが手がけた商品、広告、ブランディングなどの実例をもとに、どこに光を当てれば本来の魅力が伝わるのか、どのように表現すれば素敵だなと思ってもらえるのかなど、アウトプットの重要性とその方法が詳しく解説されています。当社では、ディレクションにしてもデザインにしても、なぜそうなったかのプロセスを作業担当者がしっかりと言葉でアウトプットするように意識しています。

印象的なセンテンス

「売れるを作ろう」と思ったときに必要となるのは、新たな発明でも斬新なひらめきでもありません。モノやサービスが飽和状態となった今の時代、”売れる”“売れない”の違いは本当にわずかです。微差の部分で”売れる”“売れない”が決まるとき、決定だとなるのは次の要素です。「どこまで緻密にアウトプットの質を高めているか。」です(本より抜粋)。

「佐藤可士和の超整理術」佐藤 可士和

03

TSUTAYA、ユニクロ、楽天、ホンダなどの超一流の会社のアートディレクションを手がける佐藤可士和さんの本です。メディアにも多くとりあげられているのでご存知の方も多いと思いますが、いま日本で一番有名なアートディレクターかもしれません。この本は、その佐藤さんがモノゴトの本質を見極めるプロセスを解説した一冊です。

「空間の整理」「情報の整理」「思考の整理」と3つに分け、大切なのはプライオリティーであり、視点の導入であり、思考の情報化である、と説かれています。この本を読めば身の回りの整理整頓せずにはいられません!

印象的なセンテンス

この整理術、僕は決して義務感で実行しているわけではありません。仕事を快適に進めて行きたいと思い続けているうちに、自然と身についていきました。改めて考えると、自分の仕事であるデザインも、クリエイティビティ溢れる整理術だと捉えています。なぜなら、ひとつのデザインを生み出すことは、対象をきちんと整理して、本当に大切なもの、すなわち本質を導き出して形にすることだと思うからです (本より抜粋)。

「100年の価値をデザインする」奥山清行

04

奥山清行さんは、イタリア人以外で初めてフェラーリをデザインした工業デザイナーです。ゼネラルモーターズ、ポルシェ、イタリアのデザイン会社ピニンファリーナなどでチーフデザイナーを歴任。近年は家具や食器、そして秋田新幹線やヤンマーの農機具のデザインまでを手がけ、世界的に活躍されている方です。水野学さんや佐藤可士和さんとは違い、主に工業製品のデザインを手掛けているので、例えば耐用年数を考えたデザインや機能性、操作性などの要素も重要なポイント。その思考や洞察の深さは、非常に勉強になります。

印象的なセンテンス

これは同じ世界を目指す後輩に向けてのメッセージだが、若いデザイナーは質を追うならひたすら数を出せと言いたい。頭を振り絞って考えに考えて、その上で数を出すのだ。それだけでではなく、労をいとわず体を動かせ。億劫がらずに現場に行け。手を動かせ。そこに答えがある(本より抜粋)。

「仕事をつくる」安藤忠雄

05

建築家、安藤忠雄さんの本です。安藤忠雄さんぐらいになると仕事がどんどん舞い込んできて、好きな仕事だけを選んで思うがままにできるのかと思いきや、実は我々の制作と同じで、限られた予算の中で、いかにクライアントの要望と自分たちが考えるあるべき姿を両立させるか…という、すり合わせの連続なのだそうです。しかも、結果責任も背負いながらの作業。読んでいるうちに、親近感と共にこれからもがんばろう、と勇気付けられた一冊です。書かれている言葉に、特有のキレがあって、とにかくカッコイイです。

印象的なセンテンス

コンペは建築家にとって真剣勝負だから競争者の優れた案を見ると、力量の差を思い知らされ、恐ろしい。正解は一つではないが、明らかな優劣は致し方ない。現実を突きつけられ負けからまた学ぶ。 しかし、そういった不安と緊張感の中でしか生まれない想像力がある。挑戦しなければ、向上は望めない(本より抜粋)。

ディレクター編・影響力が高かった課題図書5冊

ディレクターに必要とされる知識は本当に幅広く、クリエイティブで論理的な思考が求められます。しかも、考えたことを相手に正しく伝えたり、説得したりするだけでなく、共感を生み出し、まわりを巻き込む力も必要です。課題図書では、思考術などのスキルアップのための書籍の他に、トップリーダーたちが書いたビジネス書もとりいれています。その生き方やビジョン、仕事への情熱などを追体験し、人間力を高めるエネルギーにして行ければ…と、思っています。

「採用基準」伊賀 泰代

06

マッキンゼー在職17年の内、12年を採用担当者として国内外の一流の学生を見てきた筆者。書籍のタイトルからすると採用担当や人事の人向けの内容かと思うかもしれませんが、「コンサルタントとは?」「これからの時代に求められるリーダーとは?」などについて論理的にかつ、具体的な事例なども織り交ぜながら説明してあります。これからの時代にクライアントに必要とされる人材は、ここで書かれているコンサルタントやリーダーと言われるような人物像です。経営者の方などにも非常に参考になると思います。

印象的なセンテンス

(地頭がいいだけの人は)コンサルティング業がサービス業だということを理解していません。自分が話していることを、今、相手がどう感じているのか、退屈だと思われていないか、的外れなことになってないか、理解されているのかいないのか、そういったことに鈍感では、地頭がよくてもこの仕事はできないのです。

リーダーシップに関してもうひとつ理解すべき大切なことは、それが問題解決スキルと同じように、学べるものだということです。生まれつきリーダーシップのある人とない人に分かれているわけではなく、スポーツや勉強を学ぶ時と同じように、座学と実技を交えて体験し、失敗したり成功したりしながら学んでいくものなのです。 (いずれも本より抜粋)

「売る力」鈴木敏文

07

セブン&アイホールディングスの会長兼CEOの鈴木敏文さんの本です。コンビニエンスストアというものを日本に広め小売業の革命を起こした方です。マーケティングや統計データではなく、心理学的な視点でビジネスの本質を考えるという、モノゴトの考え方について書かれています。100円コーヒーやドーナツなどをセブンイレブンで買うたびに、この本に書かれていた「異業種間競争の時代」という言葉を実感します。

印象的なセンテンス

つまり、「お客様のために」といっても「売り手の立場で」考えたうえのことであり、そこには過去の経験をもとにしたお客様に対する思い込みや決めつけがある。これに対し「お客様の立場で」考えるときは、ときには、売り手としての立場や過去の経験を否定しなければなりません。(中略)しかし、無意識のうちに「お客様のために」といいつつ「売り手の立場で」考えていることが多いのです。

佐藤可士和さんは「生活者としての自分」が日々の生活の中で感じたことを「クリエーターとしての自分」が外から見ることで、時代の先を読もうとする。秋元康さんは「自分たちは専門家である」という意識を常に否定し、普通の人の感覚で「面白い」と感じることを探し続ける。普通の生活感覚で考え「素人目線」を忘れずに、不満に感じたり「こんあものがあったらいいな」と思うことからヒントを得て、顧客ニーズに応える仮説を立てる。答えはいつも、お客様のなかにあると同時に「自分」のなかにあるものです。 (いずれも本より抜粋)

「武器としての決断思考」瀧本哲史

08

京都大学客員准教授の瀧本哲史さんの「意思決定の授業」を一冊にまとめた書籍。「武器としての…」と少し過激なタイトルですが、いろいろな実例と共にディベートの細かな手法が解説されており、本当に講義を受けているような内容になっています。ちょっと難しいですが、面白いです。後半には、より実践的なテクニックとして「議論における正しい主張」や「推論に対する反論」の方法などが、わかりやすく説明してあります。こういったテクニックを知っている人と知らない人では議論の結果、決断の結果が大きく違うと感じ、課題図書に選びました。

印象的なセンテンス

世の中に「正解」なんてものはない。正解がわからないから動かないのではなく、「いまの最善解」を導き出して、とにかく行動することが重要だ。根拠を比較して得た結論を、とりあえずの「答え」にしよう。前提が間違っていたら修正して、また行動すればいい。それがさらなる最善解に近づくための「決断思考」だ。ディベートの手順なんて忘れてもいい。この本を読んで、1つだけ忘れずに心に留めておいて欲しいのは「自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていく」ということ。思考停止だけは避けるべきだ。決断思考を手に入れたら、明日からの人生を力強く歩んでいって欲しい。武器を持った君たちが、未来を作るのだから(本より抜粋)。

「問題解決プロフェッショナル「思考と技術」」 齋藤嘉則

09

この本はコンサルティング・ファームなどでも課題図書として配られているようですが、問題解決のための様々なアプローチが紹介されています。内容としては、問題解決の二つの思考「ゼロベース思考」と「仮説思考」、二つの技術「MECE(ミッシー)と「ロジックツリー」、一つのプロセス「ソリューションプロセス」を前半で説明。後半では簡単なケース・スタディをもとに、実践的な問題解決のシミュレーションが行えます。問題解決の基本を学ぶには非常に良い「教科書」だと思います。

印象的なセンテンス

我々経営コンサルタントは「問題解決のプロファッショナルとして、常にさまざまなクライアントから多種多様な問題が提起され、決められた時間内に解決策を提示しなければならない。そして、解決策は理想論ではなく、その時点ですぐに実行に移して成果が出る策でなければならない。常にヒト、モノ、カネ、情報、時間の制約の中で考えなくてはならない。だから我々はいつも、問題を解決するための基礎トレーニングを行っている。経営や経営の理論を学んだり、ケース・スタディを学んだりもするが、何を学ぼうとも問題を解決するための基本スキルを持たなければ、ビジネスの現場では役に立たない(本より抜粋)。

「小さな会社の生きる道」中川淳

10

著者は中川政七商店の第十三代目の社長、中川淳さん。中川政七商店は奈良で1716年に創業し、主に麻織物を製造。中川さんは日本の伝統芸能を強くするというビジョンを元に地方のモノづくり企業をコンサルティングされており、そのプロセスが事細かく書いてあり、「なるほどね、そうやってコンセプトを作っていくのか…」と、いろいろ勉強になります。モノづくりをされてる方やプロデューサーなどは必見です!

印象的なセンテンス

「ブランドとは、差別化され、かつ一定の方向性(=らしさ)をもったイメージにより、商品、サービスあるいは会社そのものにプラスをもたらすもの」であると私は定義している。ポイントは「差別化」されていることと、「らしさ」をもっていること(本より抜粋)。

 

以上、10冊をご紹介しました。どれもいい本ばかりですので、気になったものがあれば、ぜひ読んでみてください。

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