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【事例紹介】ブランディングの力で“個性”を“強み”に変換した歯科WEBサイト制作

  • エムハンド

当社のインバウンドサイト制作事例として今回ご紹介するのは、京都の歯科医院「ほりべ歯科クリニック」さまのホームページリニューアルです。

「子どもの治療に特化している」「アットホームな雰囲気」といったこの医院が持つ個性や特徴を、「子どもを持つ家の家族全員が安心して通える歯科医院」というブランドイメージに着地させ、新規集患に成功した事例としてご紹介させていただきます。

依頼の背景と目的

京都市内の北部、静かな住宅街の中に建つ三角屋根の建物が今回のクライアント、ほりべ歯科クリニック。ドクター3名に歯科衛生8名を抱える、個人経営としてはかなり大規模な医院です。アットホームな雰囲気や、院長の堀部尊人(たかひと)先生の優しい人柄もあって、子どもたちとその親御さんに絶大な人気を誇り、一時期は患者さんが増え過ぎて、新規の患者さんは子どもさんのみに制限したこともあったとのこと。集患難のこの時代にはうらやましい限りの話です。

今回は、9年前に作ったホームページが古くなってきたのと、ちょうどお産で休まれていた先生が帰ってこられてドクターが増えたこともあり、ホームページを新しくして、新規集患をしたいというご要望でした。

企画ポイント

シンプルに見えて手強い要望

クライアントから出された要望は以下のようなものでした。

  • スマートフォンにも対応できる
  • デザインより見やすさ重視
  • ターゲットは子どもを持つお母さま
    ※お子さま、お母さま、その家族に来院してもらうのが前提
  • 「人に優しい」歯科医院

一見、特別難しい要望ではないように思えますが、すでにこの段階で、デザイン的な力量を問われる案件であることは明らかでした。というのも、新サイトの大きなポイントは「明確なブランディング化」と「それをどんな端末で見ても見やすく仕上げる」というものだったからです。ブランディングにはコンセプトを明確に伝える洗練されたデザインが欠かせません。つまり、クライアントの言う「デザインより見やすさ重視」は言葉通りではなく、実際には「デザインも重視、見やすさも重視」だったのです。

デザイナーを軸にしたチーム編成

これまでの案件では、クライアントと打ち合わせをし、コンセプトを絞り、サイトの構成を考え、ワイヤーフレーム(サイトの設計図)を作るのはすべてディレクターの役割でした。

今回はこの設計段階からデザイナーが制作に参加し、さらにコンセプトをより厚みのあるものにするために、ディレクターがもう1名加わってブレストと会議を重ね、コンセプトを決め、それに沿ったキーワードの抽出、キャッチコピー作成、デザインへの落とし込み…という流れで構築していきました。

コンセプトをブラさない制作

チームは、制作にあたって、3つの柱を明確に打ち出しました。

  1. 医院が持つ特徴から導きだした、「家族みんなが安心して通える」というコンセプト
  2. コンセプトをブランディングに着地させるサイト構造
  3. コンセプトを忠実にユーザーに伝え、集患するコピーワークとデザイン

コンセプトの抽出はほとんど苦労がありませんでした。通常なら、「個性と言えるほどの特徴はない」「自分の医院の強みなんてわからない」とおっしゃるクライアントも多く、お話をじっくり聞き、実際の医院の様子を観察し、データを分析して“強み”を洗い出し、コンセプトへと集約してゆく作業に時間をかけます。しかし、ほりべ歯科クリニックの場合はその必要はほとんどありませんでした。クライアント側から出ていた「子どもを持つお母さま(と子ども、その家族)」というターゲット設定と、実際に訪れているユーザーの属性がしっかりとマッチしており、医院の雰囲気も含めて理想と現実にズレがなかったからです。

以前のホームページはこのコンセプトが反映されたものではなかったので、新サイトではブランディングをしっかり行い、クライアントが持つ“強み”としてコンセプトを全面的に押し出し、ユーザーに確実に伝えることを使命としました。

旧ホームページ。必要な情報は入っていたが、“ブランディング”という発想はなかった。

旧ホームページ。必要な情報は入っていたが、“ブランディング”という発想はなかった。

メインビジュアルとの相乗効果でコンセプトを伝えるコピー

コピーワークには少々悩みました。「家族で通える」という骨格は決まっているので、後は言葉をどう選ぶかだけなのですが、紆余曲折した結果、最終的には、医院が持つ雰囲気のまま、素直に、

「家族みんなが安心して通える歯科医院です」

としました。

実際のサイトのトップページを見ていただいたらお分かりになると思いますが、堀部院長の親しみのある笑顔と、このコピーが持つ素朴さがマッチして、(自画自賛ではありますが、)じつにほのぼのとしていい雰囲気の仕上がりです。これで、ブランディングの土台ができました。

リニューアルしたホームページのトップページ。左が堀部院長。

リニューアルしたホームページのトップページ。左が堀部院長。

デザインポイント

デザイナーが設計をするメリット

今回のプロジェクトではデザイナーがワイヤーフレームを引くことで、設計、制作の過程が非常にスムーズに進行しました。以下、そのポイントを挙げてみます。

レスポンシブデザインへの対応がスムーズ

スマートフォンに合わせてサイトの設計をし、次にPC、タブレットなど各デバイスに設計を落とし込んでいく作業が必要となりますが、実際のデザインを担当する者が設計するので、作業の後戻りがなくスムーズです。

イメージのズレがおきない

簡易な仮デザインのものではなく、メイン写真も入れ込み、構成要素を決め込んだ仕上がりをイメージしやすいワイヤーフレームを提示。クライアントとの間で最終のイメージの確認が早々にできたことで、イメージと違った…といった後戻りはほぼありませんでした。

top_WF_02

こちらがクライアントに提出したワイヤーフレーム。

アットホームさをデザインイメージに落とし込む

クリニックを見た瞬間に決まったデザインアイデア

デザインのアイデアは意外にも“ひと目”で決まりました。担当デザイナーの山本曰く、ほりべ歯科クリニックの外観を見た瞬間、「病院然としていないというか、普通のお家のようにご近所に馴染んでいるのがかえって珍しくて。このとんがり屋根をデザインのモチーフにしようとすぐに思いました」と。さらに、医院の丸窓にも描かれている「H」の文字がニッコリ笑ったロゴは、医院のスタッフからも患者さんからも愛されているキャラクターとしての存在感を見て取り、デザイン上のキーアイテムとして取り扱うことにしました。

トップページのメイン写真をとんがり屋根の形にして、その下側の中央部分にロゴを配置しました。ベースを淡いベージュと白で統一し、ポイントカラーに医院の内装にも使われている優しいオレンジとイエローを採用、家の中に居るような肩のこらないくつろぎ感を表現。ニッコリマークの紺色のロゴを所々に印象的に使うことによって、クリニックらしい信頼感やデザイン的なピリッとしたしまりを与えています。

コンセプトを隅々まで行き渡らせるための工夫

レスポンシブデザイン特有の“使うデバイスによって見え方が変化する”という条件下でも、「子どもも大人も通いやすいアットホームさ、安心感、あったかさ」といったブランドイメージと、「見やすさ」が共存できるように、トップページの情報量・テキスト量を精査して絞り、ホワイトスペースをしっかり取りました。

子どもが見て納得できるコンテンツも

構成上の工夫としては、親御さんにアピールするコンテンツだけでなく、直接、お子さま自身に治療の流れを見ていただけるコーナーを作りました。これは、堀部院長ご自身の経験から出た「子どもは何をされるかわからないのが恐くて泣いてしまう。なので、歯医者さんで何をするのかわかるようにしたい」という希望を形にしたものです。実際の画面を子どもさんが見ると、キッズコーナーで遊んで待っていられること、治療の時にどんな椅子に座るのか、どんなお姉さんや先生に歯を診てもらうのか、治療のあとにはごほうびがもらえることなどが写真で解説されており、現地でのシミュレーションを事前に行うことができます。

(左)数々の認定証は大人にとっての安心感につながります。 (右)子どもに配慮した設備が院内のいたるところに。
数々の認定証は信頼の証。子ども用の設備は院内のいたるところにあります。

 

ホームページをオープンして3日目でWEB予約が2件と、上々の滑り出し。この先の結果がたのしみです。

05_大山さん

ディレクター・コメント
じつは、旧ホームページも弊社作成のものでした。それなりに整理され必要な情報も詰まっているのですが、当時はブランドイメージをユーザーに伝えるという視点はなく、ホームページに求められるものが時代とともに変化していることをあらためて感じました。

堀部院長はじめスタッフの皆さんが本当に子ども好きで、子どもたちの扱いにも慣れているため、現地での撮影もとてもスムーズに進みました。ブランディングとはこうした事実、そこに確かにある「個性や特徴」を「売上げに確実につながる強み、セールスポイント」としてユーザーに伝えてゆくことなのだなとしみじみと実感した案件でした。
(担当ディレクター:大山千尋)

<参考>
ほりべ歯科クリニック
http://horibe-dental.com/

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