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インバウンドサイトを作るときに知っておきたいこと

アナリティクスやWMTだけじゃない!無料で便利なWebマスター向けGoogle公式サービス

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Google では、Webマスター向けのサービスを無償提供しており、普段から『Google アナリティクス』や『Google Search Console』(旧ウェブマスターツール) を使いこなしているウェブ担当者/マーケティング担当者の方も多いのではないでしょうか?

Google では上記のサービス以外にもWebマスターにとって有用なサービスを無償提供しており、それらを使いこなすことで、より効果的なサイト運営につながります。現在のところは『Google アナリティクス』や『Google Search Console』のようにメジャーではないものの、今後活用する人が増えると思われる無料公式サービスをご紹介します。

Google PageSpeed Insights

アナリティクスやWMTだけじゃない!無料で便利 https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja

PageSpeed Insights』 はパソコンとモバイル端末の両面からWebページの読み込み速度を遅くしている要因やユーザエクスペリエンスを診断するためのツールです。使いかたはシンプルで、診断したいWebページのURLを入力して「分析」をクリックすることで診断が開始されます。(下図)

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レンタルブログサービスを分析してみましたが、結果はあまりよくありませんね。『PageSpeed Insights』の診断スコアは、「画像・JavaScript・CSSの圧縮、レンダリングの順番、ブラウザのキャッシュ設定」などが重視されるようです。

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Webページの診断を実施すると、そのWebページで利用している画像・JavaScript・CSSを圧縮して最適化したリソースを自動生成してくれます。

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そもそもなぜサイトの「表示速度」を気にしなければならないかというと、Googleでは2015年の4月にモバイル端末に適合しないサイトの順位を下げる「モバイルフレンドリーアップデート」を実施しており、今後のアップデートではモバイル後進国や格安SIMなどの低品質な通信回線に配慮して、読み込み速度に問題のあるサイトの検索表示順位を下げる対応を実施するとも言われています。

Googleが『PageSpeed Insights』を実装・提供する背景としても、「読み込み時間の遅いサイト」の判定に利用するためだという予測をするのが自然です。似たツールは他にもあるのですが、Googleが公式で提供している指標に従うことがSEOの観点からも重要となってくると思われます。

『PageSpeed Insights』の詳細については『PageSpeed Insights について | PageSpeed Insights | Google Developers』をご覧ください。

Google タグマネージャ

アナリティクスやWMTだけじゃない!無料で便利 http://www.google.co.jp/tagmanager/

Google タグマネージャ』は計測や広告に利用するタグの配信を一元管理するためのサービスです。Webサイト内のすべてのページに同一のタグマネージャのタグを設置し、タグマネージャのユーザーインターフェイスから実際のタグ配信を制御することで、サイト内で利用するサービスやスクリプトの変更作業をWebページの更新を介さないで柔軟に行えるようになります。

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『Google タグマネージャ』では「タグ」「トリガー」「変数」によって、タグ配信を制御します。「タグ」では組み込みの計測タグやJavaScriptを定義し、「トリガー」と「変数」でタグが配信される条件を定義します。

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例えば、コンバージョンページのみで配信するタグや、特定のボタンが押された際にフィールドの値を計測ツールに送信させるといった動作が定義可能です。一部のタグ配信を停止したいといった場合に配信トリガーを解除することで簡単に対応できます。

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プレビューによるテスト機能やバージョン管理機能も用意されており、本番環境に反映する前に動作チェックや公開後に問題があった場合には以前のバージョンに戻すといった対応が簡単に行えます。

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現在のWebサイト運営では計測ツールやJavaScriptの利用が既に必需となっていますが、どんどん複雑化していってメンテナンスや本番環境への適用作業が煩雑でした。『Google タグマネージャ』を用いることで柔軟かつ安全にタグ配信のメンテンスが行えるようになります。

機能詳細:『Tag Manager ヘルプ』)

Google AdWords キーワードプランナー

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Google AdWords』については、既にリスティング広告の出稿のために利用されている方も多いのではないでしょうか。『Google AdWords』内の運用ツールとして『キーワードプランナー』が提供されています。本来こちらはリスティングのキーワードを見つけるためのツールなのですが、コンテンツプランニングの一環として実施する検索需要の確認やネタ出しにも利用可能です。

例えば「転職活動」についてのコンテンツを作成する場合には、以下のようにキーワードリストを組み合わせて検索ボリュームを取得します。

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「キーワード候補」タブを表示します。

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今回の取得結果では「転職 面接」の検索ボリュームが圧倒的に多く、また転職活動の「期間」についての検索需要があることが分かりました。「転職 面接」というキーワードで自サイトを検索上位に表示させるのは難しいかもしれません。しかし「転職活動の期間」を解説した良質なコンテンツを作成することで、リスティングであれば1クリック429?763円もかかる集客が、ソーシャルや自然検索から安価に行える可能性を読み取れます。『キーワードプランナー』はこうしたコンテンツプランニングの初期段階にも使えるのです。

昨今の流行として有益な情報を発信することでオーディエンスを惹きつける「コンテンツマーケティング」が行われていますが、あまり検索されない言葉で作られたコンテンツは、たとえその瞬間はSNS上で話題になっても一過性のものとなってしまいます。そもそも検索ボリュームと世間のコンテンツに対する需要ボリュームは近いと言えるのではないでしょうか。

(キーワードプランナー詳細:『キーワード プランナー – AdWords ヘルプ』

今回のまとめ

今回は『Google アナリティクス』や『Google Search Console』みたいにメジャーではないけど、無償で便利に使えるWebマスター向けGoogle公式サービスを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。現時点ではあまり知られていないものの、どれも非常に便利な機能をもったサービスです。

特に『Google タグマネージャ』は少しハードルが高いと思われるかもしれませんが、実際に利用すると便利さを直感的に実感できるものと思います。まずは使ってみて、それからヘルプや関連書籍を読み込むことをオススメします。Googleから提供されるWebマスター向けの公式サービスを使いこなして、一歩進んだWebサイト運営を行っていきましょう!

著者紹介

池田仮名 氏 週末Webプランナー。会社員の傍ら、各種メディアでの記事制作やWebテクノロジーの調査を請け負う。個人ブログ『太陽がまぶしかったから』を運営。情報システムの発展によって変化していく人の心や共同体のありかたに興味。共著書に「レールの外ってこんな景色」(WOODY)。

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