ホームページ制作からSEOやリスティング広告などWEBマーケティング全て対応

インバウンドサイトを作るときに知っておきたいこと

戦略的WEBサイト制作が得意なエムハンドとは!?
  • 何をしている会社?
  • 何を作っているの?

【お客様インタビュー】「web」と「エリア」を横断するビジネス戦略

  • エムハンド

今回のお客さまインタビューにご協力いただいたのは株式会社プログレス代表取締役の奥村 拓さまです。株式会社プログレスさまは「不用品回収サービス」と「遺品回収サービス」の事業を大規模にエリア展開され、そのほとんどをリスティング広告とSEOによるweb集客にて獲得されています。現在運用されているwebサイトも20サイトを超え、web運営の優れた手腕をお持ちです。

そんな株式会社プログレス代表取締役の奥村さまに「web戦略」と「エリア戦略」をテーマにお話をお聞きしました。

以下、インタビューです。
(※聞き手:当社ディレクター守山)

web集客の経緯とビジネスモデル

守山:web集客をはじめられたきっかけとは?

奥村:きっかけは「兄」でした。今から5年ほど前に兄がweb集客を始めたのですが、それがある程度成功していたんです。それで私もweb集客を始めてみようと思いました。

守山:―それ以前の集客はどのように行われていたのでしょうか?

奥村:新聞織り込みチラシなどアナログ広告でした。ですがこうしたアナログ広告を導入するのは結構大変で、いろんな業者さんに連絡をとらないといけないですし、また地域によってチラシの出しかたを変えるなどしっかりした広告戦略を練る必要もあります。

その点web集客は広告効果が数字としてハッキリ目に見えますし、費用対効果がずば抜けてよかったんです。また自社のホームページを作ってPPC(※)を打ち込むだけ、という労力対効果の観点からもパフォーマンスがよかったですね。そしてなによりweb広告は「好きなときに止められる」ということが魅力でした。つまりアナログ広告はどれだけキャパシティがいっぱいでも仕事が入ってきてしまうのですが、webの場合はこちら側で調整することができます。これがビジネスモデルを組む上でものすごくやりやすかったですね。

(※)クリック課金型広告のこと。GoogleアドワーズやYahoo!リスティング広告が代表的。

守山:現在の1日の業務を100とすると、web運営にかけるリソースはどれくらいでしょうか?

奥村:イメージで言うと、100ということはないですが「90」くらいです。先ほどweb広告の費用対効果のよさに触れましたが、一方で企業のホームページは作っただけでは集客できません。周りの知人にもwebでの集客をおすすめしたことはありますが、結局はそのほとんどがアナログな集客手法に戻ってしまいました。

ただそれはweb運営やPPCにしっかりと取り組まなかったことも要因としてあるかもしれませんが、逆にいうとweb運営というのはそれくらいリソースをかける必要があるということです。またリソースだけではなく、初期にはそれなりの投資も覚悟しなければならなりません。それでもそのリターンに見合う価値はあると思います。

守山:サイト訪問者を顧客化するという意味ではどのようなことを意識されますか?

奥村:「信用」でしょうね。具体的にいうと、それはホームページ上で「人を見せる」ということです。この「人」というのはスタッフであったり、「お客さまの声」でご紹介させていただく顧客であったりするのですが、そうした「人」の画像を使うことを「信用」の創造、ひいては顧客化という点で意識しています。

守山:実際にサイト制作では画像にこだわられていて「素材画像」はなるべく使わず、実際に働いているスタッフさんの姿などの画像を使っていらっしゃいますよね。お客さまからの反響という点ではどうでしょうか?

奥村:いい反響をいただいています。「ホームページ見たよ」と言っていただけることも多いですね。

01

事業のエリア展開とビジネス戦略

守山:サービスをエリア展開するという構想は最初からあったのでしょうか?

奥村:もともとチラシ広告を出稿していた時点から、「売上を上げていこう」とは考えていました。でも売上を上げるとなると「客単価を上げるか?顧客数を増やすか?」のどちらかになりますが、競合に低価格路線をとられるとなかなか顧客単価を上げるのは難しくなります。

だから「顧客数をどう増やすか?」という線で考えていったのですが、チラシ広告を打っている段階では広告管理にすごく手間もかかっていましたし、エリア展開をするようなイメージは掴めていませんでした。でもweb広告を手がけるようになってよりイメージが明確になりました。

守山:プログレスさんの場合は最初に立ち上げたサイトから当初はリスティング広告で、そのあとはSEOがついてきて順調にいきましたよね。どの段階から成功を確信されたのでしょうか?

奥村:率直なところ、web集客を開始して1ヵ月くらいです。かなり早い段階で確信していました。理由は兄がweb集客で成功しているという先例を見ていたこともあります。でも兄が運営しているwebサイトはそれほどクオリティの高いものでもなかったですし、なによりPPCやSEOでうまくいっていると言っても本業の空いた時間にやっている事業でした。それならそれ以上のクオリティのwebサイトを作って、本気でPPCやSEOに取り組めば負けるわけがないと思ったんです。

守山リスティング広告での集客状況を詳しくお聞きしたいのですが、例えば「不用品回収サービス」のメインとなるキーワード(不用品回収)がほとんどの集客に貢献しているのでしょうか?それともたくさんのキーワードを幅広く展開して集客しているのでしょうか?

奥村:サービス上メインキーワードとなる「不用品回収」などのキーワードは全体の5%くらいの貢献度ですし、注力もそれほどしていません。それよりもどちらかといえば、その周辺のキーワードを複数展開して集客しているイメージです。

守山:最近ではどこのwebサイトでも【お客さまの声】というサイトコンテンツを見かけるようになりましたが、立ち上げ当時この【お客さまの声】コーナーをwebサイトにてここまで充実させていたのはプログレスさんくらいだったように思います。これにはどういう意図があったのでしょうか?

奥村:とにかくそれまでの不用品回収を手がけるスタッフのイメージを払しょくしたかったんですね。つまり「金髪で、ピアスをあけていて、汚れた靴下で家に上がってきて…」というようなイメージを、清潔感があり、お客さまを訪問するたびに靴下を履き替え、爽やかなユニフォーム姿の実際のスタッフをサイト上で画像として見せたかったんです。そうしたことは他業者との差別化にもなるし、ひいては顧客との信用創造にもつながっていったんじゃないかと思います。

守山実際「ことば遣い」など社員教育にはかなり力を入れられていますよね。リピート率はいかがでしょうか?

奥村:年月を経るごとに増えていっています。例えば京都エリアなら全体の5%~10%くらいはリピーターです。

守山:そもそも御社のサービスはひとりのお客さまが頻繁に依頼されるものではありませんし、1割は高いですよね?

奥村:そうですね。「以前頼んだときによくしてもらったから」というお客さまのお声をいただけるのはなによりも嬉しいです。それに経営的なことを言うと、リピーターの方には広告費もかかりませんし、「LTV(生涯顧客価値)」の向上という点からもありがたいです。

02

スマホユーザーの動向と今後のweb運営

守山:ここ最近は急速に「モバイル・ファースト」の声を聞くようになりました。実際にPC/モバイルユーザーの割合はどのような感じでしょうか?

奥村:現在では「不用品整理サービス」のほうは半々、もしくはスマホユーザーが6割という感じです。一方で「遺品整理サービス」のほうは、依然として7割がPCユーザーですね。

というのも「不用品回収サービス」のほうは京都エリアだとお客さまのほとんどが学生さんです。ですが「遺品整理サービス」のクライアントはやはりご高齢者のご遺族(50歳代あたり)の方がお客さまですので、スマホユーザーの年代別比率をそのまま反映しているようです。つまり40代くらいまではスマホで、それ以上の年齢層はPCをお使いです。

ただ「遺品整理サービス」のお客さまは、ご依頼になる前に細かくサービス内容や訪問するスタッフを下調べするという傾向があります。それはご遺族のかたと一緒に遺品を整理をさせていただくというサービス上の特質の違いというも要因にはあるでしょう。

守山:スマホユーザーが増えてきたと感じ始めたのはいつくらいからですか?

奥村:1年ほど前から「急激に」ですね。なので現在ではリスティング広告だとスマホユーザーの向け広告の入札価格を上げたり、スマホユーザーにしか広告を出していないケースもあります。

守山:以前は企業のサイトを作って待っていればそれなり集客できたという状況がありました。ですが最近だとweb上にも競合や追従者が多数出現し、以前のような簡単な状況はなくなったと思います。そこで今後はどのようなweb戦略を考えておられますか?

奥村:今後は「SEO」からの集客に注目しています。それはweb集客での原点に立ち返るという意味もあるんですが、なによりリスティング広告が一種の飽和状態になっていて広告手法としての限界を感じているという理由があります。リスティング広告の恐いところは、例えば競合が3社参入してくると、その次の瞬間には顧客獲得単価がはね上がってしまうリスクがあるところです。

現在の集客状況は「リスティング7:SEO3」なのですが、リスティング広告からの集客状況は急変する可能性があるので、いまのうちに依存度を減らしリスクヘッジをかける意味でも「SEO」に注力していくつもりです。

もちろん「SEO」にもアルゴリズムの変動による急変もありますが、スパム行為でもしていない限り往々にして緩やかな変動になります。少なくとも新規参入してきた競合が明日いきなり検索順位を上げ、集客状況を一変させるような事態は可能性として低いでしょうから。

守山:最後に今後はどのような事業展開をお考えでしょうか?

奥村:例えばweb広告のしっかりした運用を行って1日1万円の無駄を削ったとしても、それは月間でせいぜい20万、30万円程度のことしか生みません。また最近のリスティング広告はかなり複雑化してきたので、管理運用も一筋縄ではいかない状況があります。

それならそのコストで専門家に任せられることは任せてしまって、自分は新しい市場を創っているほうが生産的なんですよね。そういったエネルギー配分は考えていきたいと思っています。またそうした新しいビジネスのアイデアを落とし込めるwebサイトをどんどん作っていきたいですね!

インタビューを終えて

今回のインタビューでは、奥村代表取締役のロジカルな思考と、結果を引き出すために「徹底的に」学ばれる姿勢がとても印象的でした。またweb運営の「いま・これから」を考えるヒントも盛りだくさんのお話になりました。

今後ともプログレスさまのビジネス戦略の一助に!
ご協力ありがとうございました。

株式会社プログレスさま
http://www.ihinseiri-progress.com/

この記事に関連する記事

カテゴリー

アクセスランキング

月間

  1. 1

    いまさら聞けない!フリック、スワイプ…スマホ操作の基本用語まとめ

  2. 2

    今どきの幼稚園・保育園ホームページ研究。32サイトに見る傾向と課題とは?

  3. 3

    【保存版】アツイ視線が集まる激戦区!女性向けWEBメディア50選

  4. 4

    【WEBデザイン10選】これぞ進化系!今どきのレスポンシブWEBデザインサイトまとめ

  5. 5

    【WEBデザイン10選】シンプルでわかりやすい「1カラム」サイトまとめ

  6. 6

    【WEBデザイン10選】雑誌風デザインを上手く取り入れたWEBサイトまとめ

  7. 7

    今“ジモト”がアツイ!情報発信力バツグンなローカルWEBメディアまとめ

  8. 8

    「プッシュ通知はアプリのもの」は過去の話。簡単にできるブラウザでプッシュ通知する方法

  9. 9

    【WEBデザイン10選】背景に動画を大胆に使った日本のサイトまとめ

  10. 10

    結果につなげるLINE@活用。最新集客事例に学ぶ成功の6つのポイントとは?

総合

  1. 1

    いまさら聞けない!フリック、スワイプ…スマホ操作の基本用語まとめ

  2. 2

    【保存版】アツイ視線が集まる激戦区!女性向けWEBメディア50選

  3. 3

    【WEBデザイン10選】これぞ進化系!今どきのレスポンシブWEBデザインサイトまとめ

  4. 4

    初めてでもできる!iPhone動画編集アプリ【厳選4つ】

  5. 5

    【WEBデザイン10選】シンプルでわかりやすい「1カラム」サイトまとめ

  6. 6

    【WEBデザイン10選】コンバージョンUPにも!パララックスを効果的に使ったLPまとめ

  7. 7

    今どきの幼稚園・保育園ホームページ研究。32サイトに見る傾向と課題とは?

  8. 8

    【事例に学ぶ】話題の新興SNS、Instagramを集客に使うコツ

  9. 9

    【WEBデザイン10選】雑誌風デザインを上手く取り入れたWEBサイトまとめ

  10. 10

    【WEBデザイン10選】背景に動画を大胆に使った日本のサイトまとめ

エムハンドブログ編集部

  • 編集長みつむね

    得意分野はWEBマーケティング/コンテンツ編集。「インバウンドブログ」立ち上げから編集に参加。

  • 伊藤 高啓

    SNS運営からWEB広告/マーケティング業界を経て、鳴り物入りでエムハンドブログ編集長に就任。

  • 新棚幹太

    雑誌出版社を経てフリー編集者に。東京生まれ、京都暮らし4年目のオールラウンドライター。

  • 島田

    某グルメ雑誌の編集長を経て、業界違いのWEBへ転身。独自の視点で個性的な記事を手がける。

  • ヨネクラ

    WEBメディアの立ち上げに参加したくエムハンドライティングチームに参加。早稲田大学出身。

  • キクチ

    京都大学卒業後、京都大学院工学研究科に進学。研究を続けながらライター業に従事。

  • 池田仮名

    週末Webプランナー。情報システムの発展によって変化していく人の心や共同体のありかたに興味。

最新記事

  • M-HAND 士業
  • M-HAND 歯科
  • Logonic
  • M-HAND TechnicalBlog

PDFで出力できる!無料自動お見積り

選択するだけで簡単にお見積り可能です。

さらに詳しく話を聞いてみたい方はこちらよりご連絡ください:0120-931-572

ご相談・お問い合わせ

簡単なお見積りが発行できます

ワンクリックに命がけのホームページ制作会社M-HAND