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2015年を総まとめ! WEBマーケティングトレンド・ベスト10

  • マーケティング

1年前、当ブログの「2014年WEBマーケティングトレンド・ベスト10」では、1年を振り返って「WEBマーケティングに、多くのトレンドが生まれた年」という総括をしました。例えばグロースハック、動画マーケティング、ネイティブ広告、そしてコンテンツマーケティング…などなど、数多くの注目ワードが生まれた年になりました。

それでは今年2015年は?WEBマーケティングにとって、どんな年だったのでしょうか?昨年に続いて、ランキング形式で振り返ってみたいと思います。

2015年のWEBマーケティング、注目の動き

さっそくカウントダウン式に、ベスト10を発表していきましょう。よろしければ、お読みになる前にちょっと一息。みなさんのベスト10も頭に描いて、比べてみてください。

10位. LINEのビジネス活用が進んだ

LINE_ico

ソーシャルメディアというよりも日常的なコミュニケーションツールとしてすっかり定着したLINEですが、今年、ビジネスツールとしてもさらなる進化を続けました。

企業とユーザーの1対1や双方向コミュニケーションを可能にする法人向けサービス「LINEビジネスコネクト」の利用が拡大。また、今年2月には、中小事業者でも無料でアカウントが持てる「LINE@」が全ての業種や個人にまで公開され、急速にアカウントが拡大しました。友達感覚のコミュニケーションツールとして販促などで活用されるようになり、「LINE@始めました」という告知を店頭などでもよく見かけました。様々なサービスで「今後はLINEがメールに取って変わるのでは?」とも言われています。さて実際にはどうなるのか、2016年にその答えが出るかもしれません。

9位. Youtuberが話題に。企業担当者も注目

YouTuberと聞けば、すでに過去のものという印象もありますが、高額を稼ぎだすYouTuberの存在が騒がれたのは実は2015年の初め頃。当ブログでも「特技やキャラで動画マーケティングを活性化!企業のYoutuber活用事例」などとして紹介しましたが、企業プロモーションでのYouTuber起用も多く見られました。年の前半の話題は結構ワリを食ってしまうのがこうした年末ランキングの常ですが、ここは公平な目で見てランクインとしました。

なおYouTuberは決して下火になっているのではなく、実際は「すっかり定着したので特別騒がれることは無くなった」というのが専門家の意見のようです。

8位. Googleが、さらに存在感を増す

今年、耳に残ったフレーズのひとつが「OK、Google」。テレビCMで何度も見たという人は多いことでしょう。これは音声検索の話ですが、国内のWEBマーケティングでも、Googleは目立つ存在でした。現在のSEO対策と言えば、ほぼGoogle対策一色。また一部では“サチコ”なる愛称も広がってきた「Google Search Console」も機能を高め、存在感を増しました。その他、Googleが主導するモバイル端末でのウェブページの表示高速化プロジェクト「AMP(アンプ)」もWEB制作者にとっては気になる話題です。

これらにとどまらず、Googleの動きはいまやSEOの枠を超え、WEBの今後を左右する重要な指標となっています。WEB担当者は、Googleに対して常に「OK!」と言える状態になっている必要があると言えそうです。

7位. インターネット広告で、データ連携がさらに進化

アドテクは進化を続け、データ連携の機運が一層高まっています。DMP (データ・マネジメント・プラットフォーム)に限らず、大規模サイトではビッグデータの活用が本格化。中小事業者にとっても、顧客の行動履歴を推測して広告出稿するターゲティング系広告は馴染みが深いものになってきました。今後はよりこの傾向が進み、データを活用した施策、分析や改善が必須になって来るでしょう。

しかしその一方で、生活者の意識を見ると、こうしたテクノロジーの進化とは別に広告離れが進み、もっと言ってしまえば「広告は嫌い」という意識も鮮明になって来ました。既に一部の大企業の担当者からは「バナー広告不要論」なども聞かれる昨今です。この対応策として昨年出てきたネイティブ広告(ネイティブアド)では、今年インフィード広告という形が定着。しかしそれが広告である限り、乖離していく生活者意識への対応には2016年も大いに悩まされそうです。

6位. 勢いづくソーシャルメディア、インスタグラム

インスタグラムico

今年最も勢いのあったSNSは?という問いに対しては、多くの人が「インスタグラム(Instagram)」の名前を挙げるでしょう。多くの有名人がアカウントを開設し、オシャレなSNSとして認知度が一気に上昇。今年9月には、ユーザー数3億人到達からわずか9ヶ月で4億人を突破。その発表の際には、ユーザーが多く加入した国として日本も挙げられています。

2012年にFacebook傘下となって以降、ビジネス利用に力を入れるようになっていましたが、今年になって企業向け広告サービスを次々と発表。いまや、その広告効果はFacebookよりも高いとまで言われています。日本にも、インスタグラム専門の代理店が出現。今年は、ビジネスシーンでもインスタグラムがソーシャルメディアとしての存在感を確立した年と言えそうです。

5位. Twitter、ツイート数の取得が不可能に

tweet

ソーシャルメディアの仕様変更で話題になったのが、Twitterのツイート数取得API「count.json」の提供が11月に終了したこと。従来は多くのブログやメディアで左のような件数表示がされていましたが、それができなくなってしまったのです。ユーザーの中には、人気記事かどうかのバロメーターとして、また自分もツイートするかどうかの判断材料として、これを参考にしていたという人も多いはず。これはかなり大きな影響を与えました。

もちろん、サイト運営者にとっても、ツイート数は人気の記事かどうかがを測るひとつの尺度になっていました。KPIに設定していた場合も多いと思います。Twitterは特に若年層では多く使われるSNSだけに、今後のソーシャルメディア戦略に影響を与えるニュースでした。なお、どうやらこれに変わる代替策は提供されないようです。

4位. SEO、キーワードが見えない時代へ本格突入

これも、サイト運営者にとっては困ったニュースでした。2013年にアクセス解析でGoogleのキーワードが取得できなくなったことは大きな衝撃でしたが、それを補っていたYahoo!検索もついに今年8月にSSL化。これによりYahoo!検索でもキーワードが取得できなくなり、実質的にアクセス解析でキーワードを見ることが不可能になりました。これは、SEOはもちろん、キーワードを重視したコンテンツ制作でも大きなマイナスです。

しかし無理な事にいつまでもこだわっていても仕方がありません。これからは「キーワードが見えない中、どう対策していくか」を前向きに考えていく必要があります。以下の参考記事には、対策が詳しく紹介されていますので参考にしてください。

3位. データ重視の流れ。A/Bテストの利用が進む

ここからは、いよいよベスト3の紹介へ入っていきます。まずは3位。ここに「A/Bテストの利用」をランクインさせました。と言っても、A/Bテストは特別新しい概念ではありませんし、また特に大きな変化があった訳でもありません。しかし、その普及度合いにおいて、特筆すべき大きな進展があったのが今年だという意味で取り上げました。

今、新しいWEBサービスではA/Bテストが当たり前のように取り入れられ、ページの改善や本格サービスのローンチが進められるようになっています。このような動きは、サイト制作やWEBマーケティングなどのあらゆる場面でも目立つようになってきており、2014年のトレンドワードだった「グロースハック」を具体化する方法としても、A/Bテストが確実に定着してきたのが今年だと思います。

日本のWEBマーケティングもようやく、感覚ではなくデータドリブンの時代に入って来たと言えるでしょう。安価なテストツールもたくさん登場し、中小事業者も取り組みやすくなってきました。まだ取り組んでいない場合は、来年、ビジュアルやキャッチコピーを比較するなど、手を付けやすいところから始めていくと良いのではないでしょうか。

1

2位. マーケティングオートメーションの導入が増える

今年、日本でも、大企業を中心に「Marketo(マルケト)」や「HubSpot(ハブスポット)」といった海外のマーケティングオートメーションツールが続々と導入されるようになりました。この影響から、国産のマーケティングオートメーションツール、あるいはそれに類似する機能を持ったツールが多く開発されるようになり、中小事業者が導入しやすいものもいくつか出てきています。

ペルソナやナーチャリングといった言葉は、これまで上流工程(企画)を大事にするWEBサイトでのみ使われて来ましたが、徐々により多くの企業やWEBサイトで必要とされるようになってきています。顧客をどう獲得し、育成し、コンバージョンへ結びつけるか。そして、いかにして固定客となってもらうか。マーケティングオートメーションツールを使いこなすためには、この全体を描くシナリオ設計が重要です。マーケティングオートメーションへの注目の高まりは、戦略重視への流れを象徴するものとも言えそうです。

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1位. 洗練されたコンテンツマーケティング

「コンテンツマーケティング」を、昨年に続きトップに選びました。とはいえ、その内容は大きく違って来ています。同じランキング1位でも、「2014年は話題性と期待含みの1位」「2015 年は実態を伴う1位」と言えるような差があります。今年のコンテンツマーケティングはブームに留まっていた昨年の姿とは大きく違い、試行錯誤が進み、より洗練された姿に進化し始めたと言えるでしょう。

今年、もはや「多くのコンテンツをつくればSEOに効く」というような理屈は通用しなくなり、着実に質が重視されるようになりました。それに伴って、コンテンツを提供する段階から、いかにそれをコンバージョンに結び付けていくかというナーチャリング(育成)プロセスに目が向くようになり、顧客の行動にどう結びつけるのかというシナリオ設計もクローズアップされ始めています。その一方で、これらに気付かない、あるいは気付いても対応できない事業者では、残念ながら脱落するケースも見え始めています。オウンドメディアの閉鎖や広告予算増への再シフトなどの動きがそれにあたります。

重要なのはここから先。今後もコンテンツの重要性が高いことは間違いありませんが、2016年はコンテンツマーケティングにとって、ひとつの分かれ目を迎える重要な年になりそうです。よりよい方向に向かうように、しっかりと、地に足をつけて取り組んで行きましょう!

3

2016年に向けて…

以上、2015年のWEBマーケティングの動きを駆け足で振り返ってみました。ご覧のように今年、目新しいキーワードはほとんど見られませんでした。その代わりに、それまで概念やブームであったものが具体的な形をとり、より実務に即したものになった年、総括すれば「WEBマーケティングが、実践の時代に入った年」だったと言えるのではないでしょうか。

また今年、WEBマーケティングではなく「デジタルマーケティング」という言葉が使われる機会が多くなったことも目立ちました。これはSEOやソーシャルメディア、リターゲティングなどインターネット上だけの一つ一つの手法ではもはや成果を上げにくくなっているためで、メディアを越え、またリアルビジネスも視野に入れたマーケティングへと目が向けられてきていることを反映した結果ではないかと思います。

WEBを含んだより幅広い視点でマーケティングに取り組むことなしに、成果をたぐり寄せることはできない…2016年はそんな時代になるかもしれません。年の終わりに、それぞれの今年のWEBマーケティングトレンドをランキングして、来年を描いてみてはいかがでしょうか?この記事が、その参考になれば幸いです。

ということで、インバウンドブログの年内の更新は今日が最後となります。1年間、ご覧頂きありがとうございました!年明けは、1月6日より更新いたします。みなさま、どうぞよい新年をお迎えください。

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