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どうなる? 2016のWEBマーケティング。中小事業者のための5つの予想

  • マーケティング

年もあらたまり、これからのWEBマーケティングの取り組みについてイメージを膨らませている方も多いことと思います。個々の施策を成功につなげていくためにも、背景となる大きな流れは頭に入れておきたいところですね。

年頭には、いろいろな予測が出ますが、当ブログでも2016年のWEBマーケティングで注目されそうな動きを大予想してみようと思います。トレンドを意識した取り組みでスタートダッシュ!ライバルに一歩先駆けましょう。

2016年の成功シナリオを描くために。5つの予想と留意点

予想1:存在感を高めるLINE。メールアドレスの役割に変化の兆し?

これまでのWEBマーケティングでは、1対1のコミュニケーションの基本と言えば電子メールでした。メルマガは今も根強く利用され、通販の購入確認などでもまだまだメールが主流。しかし、その牙城に迫る勢いなのがLINEです。今年は、ここに大きな変化が見られるかもしれません。

01メールアドレスは会員登録の基本情報や本人認証の手法としても定着。しかし、2015年にamazonはメールアドレス以外に携帯番号でのサインイン機能を提供開始しました。またLINEでamazon公式アカウントと連携しておけば、注文確認をLINEメッセージで受け取れるようになっています。

今年、ベーシックなインフラとしてのLINEは、さらに存在感を増しそうです。もちろん一気にメールに取って代わることはないと思いますが、このような動きがどこまで拡がるのか、その流れが見えてくるのが2016年ではないでしょうか。

【着目ポイント】
●メールに変わる(併用する)手段として、LINEも視野にいれておく。
●リニューアルなどの際には、メールアドレス以外での会員登録やログイン手段も一考を。

予想2:シナリオ設計で、コンテキストが重視される

2016年のマーケティングを進化させると予想される要素が「コンテキスト重視のシナリオ設計」です。コンテキストは一般には文脈を意味しますが、WEBマーケティングではユーザーのシチュエーションと考えておくとわかりやすいでしょうか。例えば、同じコンテンツであっても、通勤の電車内でスマホからアクセスしているのか、家で寝そべりながらパソコンで見ているかで、起こる行動はもちろん心理的な変化もまるで違ってきます。

コンテキスト重視という考え方は決して新しいものではありませんが、マルチデバイス化が大きく進み、マーケティングオートメーションや行動分析などが行える環境も整った今、実践的レベルでそれを取り入れていく事業者が成功を手にしていく年になるでしょう。コンテンツマーケティング、広告出稿、サイト制作などの様々な場面で、ユーザーの行動フローを洗い出しながらシナリオを作成する…。今年、コンテキスト重視のシナリオ作成が一般化していくと思われます。

【着目ポイント】
●マルチデバイス化が進み、ユーザーの行動や心理はさらに複雑に。
●コンテキストを加味したシナリオ設計がマーケティング成功のカギを握る。

予想3:セキュリティ&アクセシビリティが重視される

多くのWEBサイトの構築に使われているCMSに「Wordpress」がありますが、以下のデータにも見られるように、その脆弱性が指摘されたのが2015年でした。

02

ところが実際には、これに対応できているサイトは多くはありません。WEBマーケティング担当者やサイトの運用や制作の担当者にとって、セキュリティはやや縁遠い世界だからでしょうか。しかし今年は、そうとばかりは言っていられない年になりそうです。Googleは、昨年12月に「常時SSLを推奨する」と発表。セキュリティ対応レベルの影響が検索順位にも及ぶ時代が始まるのかもしれません。

これに加え、アクセシビリティにも目を向けようという機運が高まっています。2015年には関連書籍の出版が相次ぎ、各地でセミナーやイベントも頻繁に開催されました。WAI-ARIA(WEBアクセシビリティの標準仕様)への対応が広まっていることや、4月に障害者差別解消法が施行されることなど、社会背景を考えても、今年はさらにアクセシビリティが話題になることが増えてきそうです。2016年はセキュリティとアクセシビリティが重要度を増していく年になるでしょう。

【着目ポイント】
●Googleが常時SSLを推奨するなどセキュリティ対策の重要度が高まる。
●アクセシビリティについても社会的要請が高まり、対策が必要になってくる。

【参考】
HTTPSページが優先的にインデックスに登録されるようになります
(Googleウェブマスター公式ブログ(2015年12月18日)
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/12/indexing-https-pages-by-default.html
Accessible Rich Internet Applications (WAI-ARIA) 1.1 日本語訳(W3C)
http://momdo.github.io/wai-aria-1.1/

【グラフの出典】
Wordpressの脆弱性に対する攻撃が2カ月連続でトップ(マイナビニュース)
http://news.mynavi.jp/news/2015/08/05/110/

予想4:影響が及ぶ可能性大。人工知能の実用化が本格的に

最近、「ディープラーニング」という言葉を目にする機会が増えたと思いませんか?一般的に言えば人工知能のことですが、近年その実用化の動きが活発化してきています。「そんなのはグローバル企業の話でしょ」と思っていると、意外と身近なところでその影響を受けるかもしれません。

例えば、Google検索のアルゴリズムには既に人工知能が入って来ているのではないかと言われていますし、広告配信サービスなどでも人工知能搭載をアピールしたものがたくさん出ています。今年は、WEB分野で人工知能を実装したツールやサービスが、さらに多く出てくるでしょう。こうした動きを理解するためにも、この分野へのアンテナをしっかりと張っておきたいところです。

【着目ポイント】
●人工知能はGoogleのアルゴリズムや広告ツールなど身近なところでも活用され始めている。
●ディープラーニング(人工知能)に関する最低限の情報は持っておきたい。

予想5:行動データの対象が、ネットからリアルにまで拡がる

2015年、特に後半になってマーケティングオートメーションツールの導入が相次ぎ、「WEB上の行動データを活用する」という動きが広がってきています。Googleのリマーケティング広告などで、その恩恵を受けているという担当者の方も多いのではないでしょうか。しかし人はネットの中でのみ行動しているわけではありません。O2Oや、WEBとリアル店舗とで情報を共有するような動きが、今年より具体化するでしょう。

有名なものとしてはT-POINTやSuicaといった大手が持つ行動データがあります。それらのネットワークに直接参加していなくても、そのデータを活用するなどという機会は出てくるかもしれません。さらには、テレビの視聴ログ販売といった動きも出てきています。中小事業者が単独で購入や活用をするのは難しいかもしれませんが、「行動データを購入して活用する」といった事例は間違いなく増えてくるはずです。今年のマーケティングでは、視野に入れておきたいポイントになるでしょう。

【着目ポイント】
●WEB上だけでなく、実店舗やテレビの視聴ログなども行動データとして提供される時代に突入。
●中小事業者も動きをチェックして、活用できそうなものは取り入れたい。

Edgeの登場。WEBサイトの対応ブラウザの見直しは早々に

最後に、予測ではなく年明け早々にチェックしておきたい現実の話をひとつ。話の前に、2015年11月時点のWEBブラウザのシェアランキングをご覧ください。

03

見た目はChromeがトップですが、バージョンを足し合わせるとやはりIEがシェアNo.1となります。IEと言えばMicrosoftのブラウザですが、そのMicrosoftが方針を大転換。IEではなく「Microsoft Edge」を新ブラウザとしてリリースしました。上の統計にはまだ現れていませんが、業種、業界によっては既にEdgeがIE9やIE8を上回っているというところも出ているようです。一度、自社のアクセス解析で実際の訪問状況をチェックしておきましょう。

昨年8月にMicrosoftは「2016 年1月12 日 (米国時間) 以降は、使用中のOSでサポートされる最新バージョンの IE だけを、技術サポートとセキュリティ・アップデートの対象とする」と、アナウンスしています。これを受け、国内企業でも既にIE対応の変更を告知しているサイトが増えていますが、いよいよその日が近づいてきました。このような動きも視野に入れ、この機会にサイトの対応ブラウザの見直しをしてみてはいかがでしょうか?

【参考】
Internet Explorer サポートポリシー変更の重要なお知らせ
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/iesupport/
【グラフの出典】
WebブラウザシェアランキングTOP10(株式会社 ウェブレッジ)
https://webrage.jp/mobile/data/pc_browser_share.html

今回のまとめ

以上、中小事業者にかかわりの多そうな話題を中心に、2016年のWEBマーケティングのトレンド予測をしてみました。年末の記事では、昨年を「WEBマーケティングが、実践の時代に入った年」とまとめましたが、今年はさらにそれが高度化していく年になりそうです。その中でも、データ重視のマーケティングやシナリオ重視のマーケティングなど、「人の動き」に力点をおく流れが加速していくでしょう。このような点を頭におきながら、今年もさらなる成果を目指していきましょう。

<関連記事>
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