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2014年を総まとめ! WEB制作トレンド・ベスト10 【後編】

  • WEBデザイン

年の終わりの振り返りとしてお届けしている、2014年のWEB制作トレンド総まとめ。前編では、カウントダウン式で10位から6位までを発表しました。この記事は、その後編です。まだ前編をご覧になっていない方は、ぜひそちらから先に見ていただければと思います。

ひき続いてこの後編では、5位から1位までをご紹介していきます。WEB制作の考え方や手法に多くの変化が見られた2014年でしたが、ランキング上位にはどんなものが入ったでしょうか。2015年をスタートダッシュするために、ぜひチェックしてみてください。

5位 心地良く楽しいスクロールの演出

WEBサイトを閲覧するユーザーの視線の動きとして、従来は、紙媒体の時代から続く「Z型」や、WEBの普及と研究が進んでくるうちに意識されるようになった「F型」などが挙げられ、これらの視線の動きに従ってコンテンツを配置すれば良いとされていました。しかし、最近はスマホに慣れたユーザーが増えたということで、下に向かって一直線に進んでいく配置(シングルカラムレイアウト)が増えてきています。2014年は、このかたちを採用したホームページが多数みられた年でした。

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また、それに関連して、ページを閲覧するユーザーに「いかに下までスクロールをしてもらうか」というWEBデザインの重要テーマの解決として、スクロールに合わせて視覚効果を生み出す「パララックス」などの手法が注目されました。その他、各ポイントにアニメーションを配置した「アニメーションエフェクト」など、楽しく工夫されたスクロールの演出方法も多く見られるようになりました。

4位 動画によるダイナミックな演出

WEBサイトに動画を上手く組み込んだ演出方法も、多く見られるようになりました。キャンペーンページなどによく利用されたフルスクリーンレイアウトは、Flashが下火になってきた時に衰退するように見えましたが、ダイナミックな表現を使った効果が見直され、再び盛んになってきています。

全面の背景として動画を配置したり、さらには画面全体をコマ割りして動画を見せたりするなどの演出も見られ始めています。

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事例:ここで一息入れて、ボレロの演奏をお楽しみください
http://play.lso.co.uk/

3位 モバイルファースト

モバイルファーストとは、従来のようにパソコン用のサイトから設計するのでなく、スマホをはじめとするスマートデバイスから先に構築していくという考え方です。モバイルファーストという言葉自体がトレンドになったのは、どちらかと言うと昨年かもしれませんが、今年はそれが定着した年だと言えます。

スマートフォンサイトの方がパソコン版サイトよりも充実しており、よくできている、というケースも増えてきました。なお、このモバイルファーストの項目は、正確にいえば、2位のコンテンツファーストの中に位置づけられるものですが、WEB制作におけるPC版サイトとスマホ用サイトの位置づけの逆転というトピックはWEB制作において象徴的であることから、ひとつのトレンドとして、あえて別途ピックアップしました。

2位 コンテンツファースト

ある調査によると、スマートフォンを中心にしたスマートデバイスでのWEBサイトの閲覧は、2014年末時点でPCと逆転するという予測があるそうです。その一方で、フィーチャーフォン(いわゆるガラケー)の利用者も携帯電話の所有者全体のまだ40%以上いるというデータもあります。さらにはテレビやゲーム機の他、家電分野でもWEB閲覧機能を組み込む研究開発が進んでいます。

こうなってくると特定のデバイスだけを指して○○ファースト、とすることには無理があります。そこで、「ユーザーはどんな状況で閲覧するかわからない。だから、余計な情報を削ぎ落として、ユーザーに最適な情報だけを提供することが最善の形だ」、という考え方がコンテンツファーストです。

モバイルファーストをも含む流れの根底にある大きなトレンドとして、「本当に必要なコンテンツだけを提供する」「コンテンツそのものが大事である」という、コンテンツファーストの考え方がWEB制作の主流となっています。

1位 UX(ユーザーエクスペリエンス)の進化

UX(User Experience)は、直訳すると「ユーザー体験」。ユーザーが特定の製品やサービスを使った時に得られる経験や満足などを表す言葉です。その概念自体は以前からあったものですが、今年はWEB制作においてもこのUXが意識されるようになった年だと言えます。
その背景にはスマートフォンやタブレットの普及によって、ユーザーのWEBへの接し方が今までと大きく変わったことがあります。

タッチ操作や音声操作などマウスを使わなくても操作ができるようになったことや、移動中や外出先、ソファーでくつろぎながらなどWEB閲覧環境が多様になったことなどがWEB制作にも影響してきています。見やすく、使いやすいユーザーインターフェイスの概念や、ユーザビリティを考えたナビゲーション設計などはWEB制作の基本としてこれまでも重視されてきましたが、今後はさらに、心地よさや感動、満足を与えるようなUXを意識した制作が一般化してくるでしょう。

あえて大雑把な言い方をすれば、UXとは「ユーザーをよく見てWEBを制作していきましょう」ということ。2015年にはスマートデバイスのさらなる普及や多様化が予測されていますが、「閲覧環境やデバイスに合わせたWEBデザイン、制作」から一歩進んで、「ユーザーに合わせたWEBデザイン、制作」がキーワードになっていくはずです。

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2014年のWEB制作を振り返って

以上、2回に分けてお届けした「2014年を総まとめ! WEBデザイン・制作トレンド ベスト10」、いかがでしたでしょうか?制作手法の進化や制作ツールの充実によって、WEBの表現方法は多種多様になりました。しかし、それ以上に望まれているのが、「誰のためのWEBサイトか?」という原点につながる、ユーザー中心の考え方だということが、トレンドを振り返る中であらためて明確になった気がします。

2015年以降はさらに、こうした考え方の有無が成否を分けていきそうです。当社にとっても、また集客やブランディングなどに積極的にWEB活用をされている企業のみなさまにとっても、来年も変化の多い年になるかもしれませんが、流れをしっかりと受け止め、成果を目指して取り組んでいきましょう!

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