キャンペーン動画、プロモーションのPR動画、商品紹介動画…。最近では、動画コンテンツを目にすることが本当に増えてきましたよね。ブログの更新などで日常的に動画を扱う機会が増えた、という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Wordpressでつくられたサイトに動画を掲載する時に使いたい、便利なプラグインをご紹介したいと思います。動画の投稿が簡単になるものや、掲載した動画をより魅力的に見せることができるものなど、WEB担当者必見のプラグインです。ぜひ、チェックしてみてくださいね!
動画埋め込み系プラグイン
動画を掲載する時、意外と面倒なのがページヘの埋め込み作業。埋め込み用のHTMLコードを動画サイトからコピーして貼り付ける…、たったそれだけではあるのですが、毎回この作業をこなすのは大変だと感じている人も、きっと多いはず。まずは、動画を埋め込む際に便利なプラグインをご紹介しましょう。
動画共有サイトから簡単に自動挿入「Featured Video Plus」
https://wordpress.org/plugins/featured-video-plus/
Featured Video PlusはYouTube、Vimeo、Dailymotionなどの動画共有サイトの動画をコンテンツ内に簡単に挿入することができるプラグインです。
表示サイズや表示位置なども設定でき、「本文の一番上に自動挿入」「サムネイルをクリックしたら動画プレイヤーに差し替える」など、ページに合わせて都度最適な表示方法が選べるので便利です。また、動画のサムネイル画像をアイキャッチ画像として自動で登録。作業の軽減にもつながる便利なプラグインとなっています。
・使い方の参考
http://netaone.com/wp/featured-video-plus/
動画の埋め込みを簡単にする「Viper’s Video Quicktags」
https://wordpress.org/plugins/vipers-video-quicktags/
Viper’s Video Quicktagは、YouTubeやVimeoなどの動画共有サイトの動画を、ショートコードを用いて簡単に設置できるようにするプラグインです。
挿入する動画サイズを変えることができる他、動画の種類によっては、色や動画の枠デザインを変更したりもできます。Youtube、Google Video、Vimeoなど多くの動画サービスに対応しており、設定もそれぞれのサービス別に行えます。コンテンツ投稿後でも、一括して設定を反映させることもできる便利なプラグインです。
・使い方の参考
http://design-plus1.com/tcd-w/2012/01/vipers-video-quickt.html
自社サーバーへあげた動画を簡単に投稿「Video.js ? HTML5 Video Player for WordPress」
https://wordpress.org/plugins/videojs-html5-video-player-for-wordpress/
ブログなどに挿入する動画は、YouTubeなど動画共有サイトへ一旦アップしたものであることが多いと思います。しかし、例えば一部の対象者にだけ閲覧できるようにしたい場合など、自社サーバーに動画をアップした方がよいケースもあるかもしれません。そうした動画の投稿の際に便利なのが、このプラグインです。
このプラグインを使うと、インストールしていくつかの項目に従って設定を行うだけで、自社サーバーにアップした動画をWEBサイトやブログへと簡単に埋め込むことができます。再生可能な形式はmp4、WEBM、OGGです。様々な事情でYouTubeなどにアップすることができないケースでは、このプラグインの活用が便利です。
・使い方の参考
サムネイル系プラグイン
サムネイルやアイキャッチ画像の設定も、できれば簡単にすませたい作業。そんな時に便利なプラグインを2つご紹介します。
自動でサムネイル画像を設定「Auto Post Thumbnail」
https://wordpress.org/plugins/auto-post-thumbnail/
Auto Post Thumbnailは、サムネイルを自動で設定することができるプラグインの定番。記事内に貼られた最初の画像を、アイキャッチ画像として自動で設定してくれます。ただし、無料版は静止画像のみが対象なので、動画にも利用するためには有料版を利用しましょう。
有料版の「Auto Post Thumbnail PRO」なら、動画をブログ記事に貼り付けた際に、自動的にそのアムネイルを取得して、ブログ記事のアイキャッチ画像に設定してくれます。過去のコンテンツも一括処理できますので、アイキャッチ画像を設定できていない古いコンテンツが大量にあるなどという場合には、かなり重宝します。有料のプラグインですが、8ドルという導入しやすい価格なのも魅力です。
埋め込みからアイキャッチ画像の設定まで「Video-thumbnails」
https://wordpress.org/plugins/video-thumbnails/
Video Thumbnailsをインストールすると、YouTube を始めとする様々な動画共有サイトの動画のサムネイル画像を自動取得し、WordPressのアイキャッチ画像として自動登録できるようになります。アイキャッチ画像を毎回自分で設定している人にとっては、大幅な作業軽減につながる便利なプラグインです。
このプラグインの特徴は、対応する動画サービスの多さ。YouTubeやVimeoはもちろん、Facebook、Vineなど20以上もの動画共有サービスに対応しています。他のプラグインではカバーされていないサービスを利用している場合でも、このプラグインなら大丈夫かもしれません。
レスポンシブ対応プラグイン
YouTubeから動画埋め込みコードを取得して投稿に貼り付けると、横幅が固定されてしまいます。そのため、PCではきちんと表示されるのに、スマホやタブレットでは端っこが切れてしまっている…など、上手く表示できないことがあります。最後に、動画表示をレスポンシブにして、そんな問題を解決してくれるプラグインをご紹介します。
スマホやタブレットでも最適表示「Advanced Responsive Video Embedder」
https://wordpress.org/plugins/advanced-responsive-video-embedder/
Advanced Responsive Video Embedderをインストールして各種設定をしておくと、動画を簡単に「レスポンシブ対応」にすることができます。動画が幅いっぱいに広がり、ブラウザサイズを変えた時やモバイルなどの端末環境では、それに対応して横幅が自動的に調整されます。どのような環境で見ても横幅がはみ出すことなく、動画をきれいに見せることができます!
シンプルな設定をしておくだけでレスポンシブ化が完了。YouTubeやVimeoを始め、Ustreamなど多くの動画共有サイトに対応している大変便利なプラグインです。
今回のまとめ
YouTubeにアップした動画とブログを連動させる…。そんな作業をする機会は増えていると思います。でも手間がかかって面倒、投稿に多くの時間がかかっている、という方がいらっしゃったら、ぜひ今回ご紹介したプラグインを試してみてください。作業時間を大幅に軽減することができるはず!またスマホで見られることが多い動画では、レスポンシブ化も重要。その解決策としてもプラグインを役立ててみてください。
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